アルマールの名称変更 大日本住友製薬
大日本住友製薬は、名称類似に関連する医療事故防止対策の一環として、高血圧症・狭心症・不整脈/本態性振戦治療剤「アルマール錠5/錠10」(一般名:アロチノロール塩酸塩)の販売名を、『アロチノロール塩酸塩錠5mg「DSP」/錠10mg「DSP」』に変更するための販売名変更代替新規申請を行い、2012年1月12日付で製造販売承認を取得、16日に発表しました。
これまでに、「アルマール」と他社の経口血糖降下剤との薬剤取り違えによる重篤な医療事故事例やヒヤリ・ハット事例が公表されています。大日本住友製薬は、医療事故防止対策の一環として、注意喚起文書の配布、PTPシートデザインの変更などの対策を講じてきましたが、更なる対策として、販売名を変更しました。
販売名変更品である『アロチノロール塩酸塩錠5mg「DSP」/錠10mg「DSP」』は、薬価基準収載後、準備が整い次第発売する予定です。
なお、組成・性状、効能・効果、用法・用量、使用上の注意については、従来の製品から変更はありません。
2012/01/17(火) 14:42