2011年人口動態統計の推計を発表 厚生労働省
厚生労働省は、1月1日、平成23年(2011)人口動態統計の年間推計を発表しました。平成23年10月1日現在の推計日本人人口は126,236,000人(試算値)で、率算出はこの数値を用いて算出しています。概要は次の通りです。
1 出生数
出生数は105万7000人、出生率(人口千対)は8.4と推計される。
22年確定数比は△14,000人。
2 死亡数
死亡数は126万1000人、死亡率(人口千対)は10.0と推計される。22年確定数比はプラス64,000人。
なお、3大死因の死亡数は、第1位悪性新生物35万8000人、第2位心疾患19万8000人、第3位脳血管疾患12万6000人と推計される。
また、死産数は2万6000胎、死産率(出産千対)は24.0と推計される。22年確定数比は△1,000人。
3 自然増減数
自然増減数は△20万4000人、自然増減率(人口千対)は△1.6と推計される。22年確定数比は△78,000人。
4 婚姻件数
婚姻件数は67万組、婚姻率(人口千対)は5.3と推計される。22年確定数比は△30,000組。
5 離婚件数
離婚件数は23万5000組、離婚率(人口千対)は1.86と推計される。22年確定数比は△16,000組。
3大死因の死亡数は、平成23年(2011)では第1位悪性新生物358,000人、第2位心疾患198,000人、第3位脳血管疾患126,000人ですが、昭和59年(1980)では第1位脳血管疾患162,317人、第2位悪性新生物161,764人、第3位心疾患123,505人、平成2年(1990)では第1位悪性新生物217,413人、第2位心疾患165,478人、第3位脳血管疾患121,944人、平成12年(2000)では第1位悪性新生物295,484人、第2位心疾患146,741人、第3位脳血管疾患132,529人、平成22年(2010)では第1位悪性新生物353,499人、第2位心疾患189,360人、第3位脳血管疾患123,461人です。