医薬品生産金額は約6.78兆円 平成22年薬事工業生産動態統計年報の概要を発表 厚生労働省
厚生労働省は、12月12日、平成22年薬事工業生産動態統計年報の概要を発表しました。医薬品の生産金額は約6.78兆円で、前年比0.6%の減となっています。
平成22年の医薬品生産金額は、総計6,779,099百万円で前年比伸び率はマイナス0.6%、内訳は、医療用医薬品が6,148,876百万円(90.7%)で前年比マイナス0.4%、その他の医薬品が630,233百万円(9.3%)。その他の内訳は、一般用医薬品が602,193百万円(8.9%)で前年比マイナス2.3%、配置用家庭薬が28,030百万円(0.4%)で前年比マイナス2.6%となっています。
薬効大分類で見ますと、①循環器官用薬1,401,736百万円(構成割合20.7%、前年比1.2%減)、②中枢神経系用薬768,546百万円(11.3%、前年比9.8%増)、③その他の代謝性医薬品634,965百万円(9.4%、前年比6.2%減)、④消化器官用薬581,966百万円(8.6%、前年比5.0%減)、⑤血液・体液用薬446,699百万円(6.6%、前年比3.1%増)、⑥外皮用薬342,556百万円(5.1%、前年比6.7%減)、⑦生物学的製剤300,840百万円(4.4%、前年比5.6%増)、⑧抗生物質製剤240,226百万円(3.5%、前年比13.2%減)、⑨アレルギー用薬236,675百万円(3.5%、前年比1.2%減)、⑩感覚器官用薬218,686百万円(3.2%、前年比0.4%増)の順です。
都道府県別医薬品生産金額をみると、①埼玉704,935百万円(構成割合10.40%、前年比3.3%増)、②静岡524,767百万円(7.74%、5.9%減)、③大阪475,990百万円(7.02%、5.8%減)、④富山473,737百万円(6.99%、17.4%減)、⑤東京446,640百万円(6.59%、36.3%増)、⑥栃木337,963百万円(4.99%、4.5%減)、⑦兵庫304,563百万円(4.49%、2.5%減)、⑧神奈川291,328百万円(4.30%、5.5%減)、⑨愛知291,176百万円(4.30%、8.3%増)、⑩岐阜260,134百万円(3.84%、1.8%増)の順になっています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/yakuji/2010/nenpo/index.html