大塚製薬が子どもの排便状況と食物繊維の摂取に関する実態調査
大塚製薬は、12月1日、「子どもの排便状況と食物繊維の摂取」に関する実態調査の結果を発表しました。
大塚製薬は、松生クリニック(東京都)の松生恒夫院長監修のもと、ベネッセコーポレーション運営の女性クチコミサイト「ウィメンズパーク」で、6~12歳の子どもを持つ女性1,162名を対象に、「子どもの排便状況と食物繊維の摂取」に関する実態調査を実施しました。
その結果、小学生の約4割が1日1回の排便がなく、現代の子どもたちの排便状況は決して良いとは言えないことが分かりました。また、排便1日1回未満の子どもの母親の6割以上(62.1%)が子どもの食物繊維不足を実感している一方で、「子どもの排便状況の改善」を考えている母親は全体の約2割(21%)に留まり、全体的に意識が低いことが明らかになりました。
調査結果の主なトピックスは次の通りです。
◇ 小学生の約4割(41.3%)は毎日の排便がない
排便1日1回未満の割合は、低学年(1~3年)ほど高い(44%)
全体で排便1日1回未満の割合が1番高いのは小学1年生(47%)
◇ 約8割(78.8%)の母親が子どもの排便は順調だと思っている
さらに排便1日1回未満の子どもの母親の6割(60%)が、自分の子どもの排便は順調だと考えている
◇ 排便1日1回未満の子どもの母親の62.1%が「子どもの食物繊維不足」を感じている
全体では、53.6%の母親が「子どもの食物繊維不足」を感じている
◇ 「子どもの快便習慣が出来ていない」を認識する母親は僅か10.2%
子どもの生活習慣で改善したいことのベスト3は「食生活のアンバランスや偏食」「運動不足」「寝不足」で、こどもの「快便習慣」への意識は低い
2011/12/02(金) 15:44