matsuda's blog

後発医薬品521品目を薬価基準収載 厚生労働省

厚生労働省は、1128日、診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品を官報に告示し、薬価に収載しました。官報は1128日号外第254号で、使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部を改正する件(厚生労働省告示第四百四十三号)として収載されました。

今回の収載医薬品は、内用薬が84成分139規格369品目、注射薬が44成分87規格115品目、外用薬が11成分13規格37品目の合計135成分239規格521品目で、会社数は72社です。

後発品が初めて収載され算定された品目は、内用薬が6成分16規格156品目、注射薬が2成分5規格10品目、外用薬が1成分1規格20品目、合計9成分22規格186品目となっています。

収載の多い品目は、その他の中枢神経系用薬・塩酸ドネペジル(先発品はエーザイのアリセプト)が合計101品目(30)、その他のアレルギー用薬・ロラタジン(先発品はMSDのクラリチン)が合計38品目(22)、眼科用剤・レボフロキサシン水和物(先発品は参天製薬のクラビット)が合計20品目(20)などです。

なお、塩酸ドネペジルはアルツハイマー型認知症治療薬、ロラタジンは抗アレルギー薬、レボフロキサシン水和物は抗菌薬です。

 

http://www.mhlw.go.jp/

http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/04/tp0423-1.html

 

2011/11/28(月) 16:46