復興支援にオレンジ・スカラシップ設立 グラクソ・スミスクライン
グラクソ・スミスクライン(GSK)は、東日本大震災で被災した東北地方の薬学部学生向けの奨学金プログラムの内容を決定。10月27日に発表しました。
企業カラーにちなんでオレンジ・スカラシップと命名したこのプログラムは東北の大学で薬学を学ぶ学生を対象としたもので、大震災により被災し、経済的に修学継続が困難な学生を支援するためのものです。本奨学金により、奨学生の将来のキャリアに貢献すると同時に、地域の振興、ひいては未来の活力につながることを期待しています。奨学金プログラムは、本年6月30日に復興支援活動の一環として公表したものです。
本奨学金制度に要する費用総額は6,500万円で、この金額には今年の夏より同社が継続的に実施している節電対策による節約分が含まれています。このプログラムに貢献するため、GSKは夏の節電において、高い削減目標を設定し、東京電力から要請のあった15%を大きく超える成果を達成しました。この結果、最終的には総費用の80%を節電対策により賄うことができると考えています。
オレンジスカラシップについて
東北地方において薬学を学ぶ、東北大学薬学部並びに東北薬科大学の1年生から6年生までの学生それぞれ15名、合計30名が奨学金受給者として選考されました。奨学生には、本年10月より、卒業までの間、月額5万円を支給します。
2011/11/02(水) 12:01