matsuda's blog

糖尿病患者による糖尿病患者のためのパンフレット 厚生労働省が作成

厚生労働省は、糖尿病の治療を放置した方・治療を継続した方の体験談を通じて、糖尿病の治療の大切さを理解していただくためのパンフレットを作成しました。1014日に発表しました。

糖尿病は、痛みなどの自覚症状がないのに、厳しい食事管理や運動を強いられるため、治療を怠りがちです。しかし、放置していると合併症が進行し、失明、人工透析、足壊疽などといった結果になりかねません。

平成19年の国民健康・栄養調査によると、糖尿病が強く疑われる方は約890万人、糖尿病の可能性が否定できない方を合わせると約2,210万人です。糖尿病と言われたことがある方で、治療を受けていない人は約4割と推定されます。

このパンフレットの編集委員7名のうち5名は糖尿病の患者の方です。「患者が患者のために」という新たな視点で作成しました。

さらに、糖尿病と診断された方が、治療への向き合い方によって変わってしまう自分の未来を想像できるように、糖尿病と診断された患者の方々が実際に辿ってきた道のりをフローチャートで示しました。

「糖尿病の治療を放置した働き盛りの今」と題するこのパンフレットは、地方自治体や関係団体を通じて、広く糖尿病の患者の方々に周知します。

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001qjv4.html

 

2011/10/14(金) 16:19