matsuda's blog

テバが興和テバの全株式を所有 合弁事業を解消

テバファーマスーティカル・インダストリーズ・リミテッドは、興和株式会社との合弁事業を927日付で解消することを発表しました。これにより、テバは、旧合弁会社株式の100%を所有することになり、同社はテバグループの重要かつ完全に所有されたメンバーとしての事業を直ちに始めることになります。

テバ社は、本社をイスラエルに置く世界最大のジェネリック医薬品企業で、世界で1300超の成分からなる製品ポートフォリオを持ち、2010年の売上は161億ドル、海外拠点は世界60カ国以上、製品の供給は80カ国以上、工場は世界49箇所、開発拠点は24箇所に達しています。全世界における従業員数は約42,000人。売上のうちジェネリック医薬品は68%です。

7月に行われた大洋薬品工業の株式取得に続く、今回の旧パートナーからの合弁会社持分の取得により、デパは、当初の目標である2015年より早く、日本における売上高10億ドルを達成することを見込んでいます。

テバと興和は、20089月、興和テバの設立を報告し、それ以来、同合弁会社を興和と協力の下、日本におけるジェネリック医薬品メーカー上位5社に入るまでに成長させてきました。2010年、合弁会社は、売上高200百万ドルを達成しています。

なお、20117月、大洋薬品工業の株式を934百万ドルで取得しましたが、大洋薬品は、2010年の売上高約530百万ドルの日本国内3位の大手ジェネリック医薬品メーカーで、530品目以上の製品ポートフォリオと日本の製薬市場の主要な販路における強固なプレゼンスをテバにもたらしました。また、テバは、大洋薬品の強力なR&D部門、薬事規制に関する専門知識、最先端の製造設備を活用することができるようになりました。

 

http://www.teva.jp/

 

2011/09/28(水) 11:15