23年度チーム医療実証事業委託施設を選定 厚生労働省
厚生労働省は、8月1日、平成23年度チーム医療実証事業委託施設の選定について発表しました。
全国104施設から200チームの応募があり、チーム医療推進会議事務局において申請書等を審査し、68施設115チームを選定しました。
この事業は、チーム医療推進会議及びチーム医療推進方策検討ワーキンググループにおいて、チーム医療の取組の指針としてとりまとめられた「チーム医療推進のための基本的な考え方と実践的事例集」を踏まえた取組を全国に普及させることを目指し、医療現場の関係者等の協力を得て、「チーム医療実証事業」として委託し、これらの取組によって提供可能となる医療サービスの安全性・効果等を実証するものです。
事業委託施設の募集は、平成23年6月1日に開催されたチーム医療推進会議において、事業の実施方法等について会議の了解を得、同日に厚生労働省ホームページへの委託施設の募集要項等を掲示することにより6月30日までの期間で募集を実施しました。
応募施設数は、病院の400床以上が48施設108チーム、200~399床が24施設45チーム、20~199床が24施設39チーム、診療所等(薬局を含む)が8施設8チームで、事業委託施設の選定に当たっては、提出された申請書及び施設概要について事務局において厳正に審査し、①実施による効果(5点満点)、②評価方法(3点満点)、③取組の新規性(2点満点)の計10点満点で採点・評価を実施した結果、原則として5点以上の評価となった68施設(1チーム実施44施設、複数チーム実施24施設)を事業委託施設として選定しました。
応募施設へは、7月29日付で選定結果を事務連絡により通知しました。その他(診療所等)では薬局2施設(在宅分野)が含まれています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001l0r6.html