matsuda's blog

2型糖尿病患者対象に治療に関する意識調査 日本イーライリリー

日本イーライリリーは、627日、ホームページに「薬物治療を受けている2型糖尿病患者を対象とした治療に関する意識調査」の結果を発表。「糖尿病コントロールにおいて意識している指標はHbA1c値と体重」、「血糖値と体重がコントロールできていると治療の満足度が高い傾向」という状況を明らかにしました。

同社は、2型糖尿病患者の薬物治療のコントロール指標と満足度の関係を把握するため、2011513~14日に、現在通院し薬物治療をしている40歳以上の男女(全国)312名を対象とするインターネット調査を実施しました。治療群別内訳は、経口血糖降下薬130名、GLP-1受容体作動薬52名、インスリン製剤130名です。

 今回の調査結果の概要は次の通りです。

     患者さんが最も意識している指標はHbA1c値であるが、体重の増減についての意識も高い。

     GLP-1受容体作動薬を使用している患者さんは、より体重のコントロールを意識している。

     血糖値をコントロールできている患者さん、体重をコントロールできている患者さんは、いずれもできていない患者さんより、治療の継続状況がよく、治療満足度も高い。

     GLP-1受容体作動薬を使用している患者さんは治療の効果を実感しており、継続した治療ができている。

 

     患者さんが糖尿病治療で気にかけていることはHbA1c値が8割とトップ。次いで「食事」「体重」が約半数。GLP-1受容体作動薬を使用している患者さんについては「体重」についての意識が高い。

     血糖値と体重のコントロールに成功している患者さんは、治療の満足度、継続率ともに高い結果に。特に体重減少は治療継続のモチベーションにつながっている。

     GLP-1受容体作動薬を使用している患者さんは治療の効果を実感しており、継続した治療ができている。

 

https://www.lilly.co.jp/
2011/07/01(金) 17:54