スイッチOTC候補成分10成分で医学会等の意見聴取 厚生労働省
厚生労働省は、4月28日、「医療用医薬品の有効成分のうち一般用医薬品としても利用可能と考えられる候補成分」について、日本医学会などに意見を求めたことを発表しました。
厚生労働省は、平成20年から22年までに3回にわたって日本薬学会から提出された「医療用医薬品の有効成分の一般用医薬品への転用に係る候補成分検討報告書」に対する医学会等からの意見を4月11日に公表しましたが、今回は、本年3月に日本薬学会から提出された「医療用医薬品の有効成分のうち一般用医薬品としての利用も可能と考えられる候補成分検討調査報告書」について、4月27日、日本医学会及びその分科会110団体に対して意見を求めたものです。今後、報告書と医学会等からの意見(締め切り7月26日)をもって、薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会において討議することとしています。
今回の10成分は、コレスチミド(経口、コレステロール低下薬)、アカルボース(経口、糖吸収抑制薬)、オメプラゾール(経口、胃酸分泌抑制薬)、メペンゾラート臭化物(経口、下部消化管痛改善薬)、ポリカルボフィルカルシウム(経口、便通異常改善薬)、プロピベリン塩酸塩(経口、排尿改善薬)、セルニチンポーレンエキス(経口、排尿改善薬)、ピランテルパモ酸塩(経口、ぎょう虫駆除薬)、ヒアルロン酸ナトリウム(点眼、涙液補助用点眼薬)、メナテトレノン(経口、骨粗鬆症用薬)です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001asyw.html
2011/04/28(木) 17:49