matsuda's blog

マッチングギフトで次々に寄付 製薬企業が

第一三共は、418日、東日本大震災による被災に対するマッチングギフトの結果を発表しました。

同社グループ社員から寄せられた義援金は36,709,302円に達し、会社として45,619,558円の寄付金を加え、合計82,328,860円を日本赤十字社及び各国赤十字社等を通じて、寄付することを決定しました。

同社グループでは、1億円の義援金を拠出しており、今回のマッチングギフト等を加えた同社グループの義援金は合計182,328,860円となります。なお、一部の海外グループ会社においては、社員による募金を実施中であり、集計後、同様にマッチングギフトを実施する予定です。

また、塩野義製薬では会社としての義援金1億円以外に、社内の社会貢献組織を通じたマッチングギフトによる義援金として2000万円を日本赤十字社を通じて寄付することを316日に表明しています。

一方、久光製薬は、419日、国内従業員一同が2,906,390円を日本赤十字社に寄付したことを発表しました。

また、海外子会社でも寄付活動が行われており、米国の100%子会社であるNoven Pharmaceutical Inc.では社員の寄付及びマッチング制度で64,000米ドル、チャリティランイベントで47,000米ドル、合わせて112,000米ドル(1ドル83円換算で9,296,000)が寄せられ、米国赤十字社を通じ日本赤十字社に寄付します。

更に、久光インドネシアで社員や家族から寄せられた5,865,000ルピア(56,304)、久光ベトナムで35,000,000ドン(161,000)がそれぞれの赤十字社を通じて日本赤十字社に寄付する予定です。このほか、久光アメリカ、久光ブラジルでも寄付活動が行われており、近日中に現地の赤十字社を通じて日本赤十字社に寄付を行う予定です。

 

また、グラクソ・スミスクライン(GSK)は、義援金として2億円を日本赤十字社を通じて寄贈しましたが、323日より募集している社員からの義援金が、第1回目の締切日である3月末日で7,659,000円に達し、会社からのマッチング分を加えて合計15,318,000円を日本赤十字社を通じて寄贈することを48日に発表しました。

更に、何かできる支援をしたいとの社員の思いの具体的な活動として、318日以来、毎週金曜日の就業時間後に社員から集めた支援物資と会社からの寄贈品を積載したバスを仕立て、役員と医師を含む10名余のボランティア社員が被災地にいる社員、医療機関、避難されている方々に必要な物資を届ける活動を続けています。この活動は、GSKのコーポレートカラーにちなんで「チームオレンジ」と名づけられ展開されています。これまでに、福島、郡山、石巻、山形、仙台を訪れ、3度の物資支援を行いました。

 

 

 

2011/04/19(火) 10:05