ジェネリック医薬品の使用 数量ベースで23.0% 全国健康保険協会が発表
全国健康保険協会(協会けんぽ)は、3月31日、ホームページに「医薬品使用状況(平成22年12月)」を掲載しました。中小企業等で働く従業員やその家族が加入している健康保険(政府管掌健康保険)は、従来、国(社会保険庁)で運営していましたが、平成20年10月1日、新たに全国健康保険協会が設立され、協会が運営することになりました。この協会が運営する健康保険の愛称を「協会けんぽ」と言います。
今回発表しました12月のジェネリック医薬品の使用は、数量ベースで23.0%、金額ベースで8.6%となっています。
平成22年度の状況を見ますと、数量ベースでは4月21.6%、5月22.0%、6月22.3%、7月22.2%、8月22.2%、9月22.4%、10月22.7%、11月22.8%、12月23.0%となっており、金額ベースでは4月8.0%、5月8.2%、6月8.3%、7月8.3%、8月8.3%、9月8.3%、10月8.4%、11月8.5%、12月8.6%です。
前年同期との比較は、数量ベースでは、4月4.2ポイント増、5月4.4ポイント増、6月4.6ポイント増、7月4.5ポイント増、8月4.4ポイント増、9月4.3ポイント増、10月4.3ポイント増、11月4.4ポイント増、12月4.5ポイント増。金額ベースでは、4月1.4ポイント増、5月1.5ポイント増、6月1.6ポイント増、7月1.6ポイント増、8月1.5ポイント増、9月1.4ポイント増、10月1.5ポイント増、11月1.7ポイント増、12月1.6ポイント増となっています。
12月における使用状況を都道府県別に見ますと、数量ベースでは、沖縄県37.6%、鹿児島県27.4%、岩手県26.4%、青森県26.2%、宮城県25.1%、山形県25.1%、熊本県25.0%、北海道24.8%、新潟県24.7%、富山県24.5%、宮崎県24.3%、福島県24.0%の順。金額ベースでは沖縄県12.7%、岩手県11.6%、青森県10.8%、鹿児島県10.3%、北海道10.0%、山形県9.9%、宮城県9.8%、新潟県9.8%、奈良県9.5%、熊本県9.4%、栃木県9.2%、富山県9.1%の順になっています。
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