東北太平洋沖地震で奈良県製薬組合が支援物資
奈良県は、古くから薬と関わりがあり、大和の置き薬としても知られ、現在でも一般用医薬品を中心として、「奈良のくすり」として親しまれていますが、今回の東北地方太平洋沖地震の被災地に対して、奈良県製薬協同組合が一般用医薬品等を支援することになりました。
奈良県製薬協同組合は製薬企業57社で構成する団体で、奈良ブランド医薬品として産官学共同で滋養強壮薬を開発していますが、今回の支援物資は、一般用医薬品セット(「奈良のくすり」セット:かぜ薬、鎮痛薬、胃腸薬、消毒薬、傷テープ、応急薬、マスク、解熱シートなど)300セット、栄養ドリンク55,000本で、3月25日夕刻に奈良県の配送業者から福島県、宮城県気仙沼市に発送されます。
なお、今回の支援物資の発送に先立ち、奈良県製薬協同組合と奈良県家庭薬配置商業協同組合との連携により、3月20日に上記の一般用医薬品セットを奈良県の医療救護班や保険氏が活動を行っている避難所など7ヵ所に届けています。
2011/03/25(金) 10:52