薬剤師派遣166名に 医療チームも109チームが活動 東北地方太平洋沖地震
厚生労働省は、3月23日、同日14時30分時点での東北地方太平洋沖地震の被害状況及び対応についての第26報を明らかにしましたが、医療チームや薬剤師の活動が増加しています。
この中で、医療チームや薬剤師の活動を中心に紹介します。詳細は厚生労働省の下記リンク先へ。
○ 医療チームの派遣調整(活動中109チーム、577人)
・ 日本医師会等の関係団体に被災地への医師等の派遣を依頼済。日赤はそれ以前から活動。
・ 国立病院機構から派遣(3月22日12:00現在)
岩手県6チーム(30人)が活動中(山田町3、釜石市1、移動中2)
宮城県6チーム(31人)が活動中(東松島市1、亘里郡2、仙台市1、相馬郡1(福島県相馬郡新地地区も巡回、移動中1)
福島県4チーム(14人)が活動中(県の指示により避難所、保健所にて活動)
同機構は、この他、放射線医療班を派遣し、4チームが活動中
福島県4チーム(14人)が医療班と兼務して活動中
同機構から派遣累計41チーム
・ 国立国際医療研究センターから、医療班1チーム(6人)及び医師(1名)派遣
宮城県1チーム(6人)が活動中(仙台市)
福島県1人が活動中(相馬市)
・ 国立成育医療研究センターは、日本小児救急医学会と合同で小児医療のニーズを把握するための調査チームを宮城県立こども病院へ派遣
・ 労働者健康福祉機構から、全国の労災病院から医療班3チーム(16人)を派遣。
宮城県1チーム(6人)が移動中(仙台市)
福島県1チーム(85人)が移動中(いわき市)
福島県1チーム(5人)が活動中(猪苗代町)
(そのほか、3月23日10時現在3チーム16人が待機中)
・ 日赤の救護班38チーム(252人)が活動中
・ 厚生労働省の広域災害救急医療情報システム(EMIS)において、福島県からの救護班の派遣要請への協力を全都道府県に要請。これにより福島県へ2つの県(滋賀県、香川県)から派遣
・ 日本医師会は39チーム(約160人)を派遣。全日本病院協会及び日本医療法人協会は、合同で8チーム(33人)を派遣
○ 薬剤師の派遣調整状況(3月23日13時30分現在)
日本薬剤師会及び日本病院薬剤師会において、被災した各県からの要請に応じて、避難所等に薬剤師を派遣し支援する対応を調整している。
3月23日までに、北海道、宮城、東京等の各薬剤師会、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会から、薬剤師計166名(宮城県へ114名、福島県へ44名、岩手県へ6名、茨城県へ2名)を派遣。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015zwg.html