合格率89.3% 厚生労働省が医師国家試験合格発表
厚生労働省は、18日、第105回医師国家試験の合格発表を行いました。
本年の国家試験は、2月12,13,14日に実施されましたが、出願者は8,845名(このうち新卒者7,905名)、受験者は8,611名(新卒7,723名)で、このうち合格者は7,686名(新卒7,151名)、合格率は89.3%(新卒92.6%)でした。
今回の合格基準は、一般問題を1問1点、臨床実地問題を1問3点とし、(1)~(4)の全ての合格基準を満たした者を合格とされました。
(1) 必修問題 160点以上/200点
但し、必修問題の一部を採点から除外された受験者にあっては、必修問題の得点について総点数の80%以上とする。
(2) 必修問題を除いた一般問題 127点以上/197点
(3) 必修問題を除いた臨床実地問題 368点以上/588点
(4) 禁忌肢問題選択数 3問以下
今回、採点除外等の取扱いとした問題は9問で、◇問題としては適切であるが、受験生レベルでは難しすぎる、◇複数の選択肢がある、◇問題としては適切であるが、必修問題としては妥当でない(但し、正解した受験者については採点対象に含める)、◇設問文が不明確であり正解が得られない、という理由です。
http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/siken01/about.html
2011/03/18(金) 14:54