matsuda's blog

日本薬剤師会が医師会災害医療チームへの参加・協力を要請

日本薬剤師会は、16日、日本医師会との役員間の協議により、日本医師会の災害医療チームへの参加・協力を決め、都道府県薬剤師会へ通知しました。

通知では、日本医師会より43都道府県医師会(岩手・宮城・福島・茨城各県を除く)に通知が出されていますが、日本薬剤師会としては、「被災者の適正な医薬品使用の確保を図るうえでこれら災害医療チームに薬剤師が参加・協力することは重要と考えておりますので、貴会より各都道府県医師会にご連絡賜りますとともに、病院薬剤師会とも連携のうえ、これら災害医療チームに可能な限り薬剤師の参加・協力を図っていただきますよう、ご高配の程、よろしくお願い申し上げます」と要請しています。

日本医師会の通知は、「昨日本会よりお願いいたしました、東北太平洋沖地震における日本医師会災害医療チーム(JMAT)につきまして、日本薬剤師会より、薬剤師も参加させてほしいとの申し入れがありました。貴会におかれましては、JMATの編成・派遣準備等でご多忙の折誠に恐れ入りますが、都道府県薬剤師会等からの希望等がありましたら、ご高配賜りますようよろしくお願いいたします。なお、薬剤師がJMATに参加する場合は、医薬品等の確保につきまして、薬剤師会等での調達を要請していただければ幸甚に存じます」というものです。

 

なお、日本医師会災害医療チーム(JMAT)の内容は次の通りです。

1.支援内容

     被災地病院、診療所の日常診療への支援(災害発生前からの医療の継続)

     避難所、救護所における医療

2.支援策、支援医師会

 岩手県:北海道ブロック、東北ブロック(秋田)、東京ブロック、関東甲信越ブロック、近畿ブロック(大阪・和歌山)

 宮城県:東京ブロック、関東甲信越ブロック、近畿ブロック(兵庫・奈良)、中四国ブロック

福島県:東京ブロック、中部ブロック、近畿ブロック(京都・滋賀)

茨城県:九州ブロック

3.チーム構成()

 医師:1人、看護師:1人、事務職員(運転手)1

4.持参資器材:上記業務内容に応じたもの。食料品その他も同様。

5.派遣期間:3日~1週間を目途(支援先と支援医師会との協議による)

6.日医との連絡手段:携帯電話

7.経費の負担:日医・都道府県医師会

 ・災害救助法等による対応

8.二次災害時の補償

・日医で対応中

2011/03/17(木) 13:23