matsuda's blog

東北地震被災者のインスリンを必要とする糖尿病患者へ情報提供

日本糖尿病学会は、314日、東北地方太平洋沖地震の発生に伴い、被災者の中でインスリンを必要とする糖尿病患者に対して、ホームページで情報を明らかにしました。厚生労働省が同日付で報道関係に情報提供を行いました。

日本糖尿病学会としましては、「被災により現在困難な状況におられる糖尿病患者の方々のお力となれるよう、313日付けで日本糖尿病学会事務局に対策本部を設置致しました」と明らかにするとともに、次の通り情報を提供しています。

 

現時点では被災状況の全貌が把握できておらず、かつ被災地への連絡もままならない状況ですが、現状から考えますと、インスリンを必要とされる糖尿病患者の方々の中にインスリンを入手困難な状況にある方々が多くおられることと予想されます。そのような場合、まず主治医の先生と至急連絡をとって頂くことが必要ですが、被災の中で主治医の先生との連絡が困難な場合の、患者様ご本人のインスリン入手相談先として、以下の連絡先を掲げることと致しました。主治医の先生と連絡が付かない、避難先でも対応できない等、インスリン入手が困難となっている皆様は、できるだけお近くの連絡先にお電話していただき、ご相談いただければと存じます。

なお、東北沿岸部で診療可能な医療機関などに関する情報等も含めて、下記情報に関しましては今後随時更新してまいりたいと思っております。

 

医療機関は、岩手県は岩手医科大学、宮城県は東北大学病院糖尿病代謝科、福島県は福島市が福島県立医科大学、会津若松市が福島県立会津総合病院、いわき市が総合磐城共立病院、たねだ内科クリニック、茨城県が日立総合病院で、薬品会社はノボノルディスクファーマ、サノフィアベンティス、日本イーライリリーです。

詳細は下記社団法人日本糖尿病学会HPを参照して下さい。

 

http://www.jds.or.jp/

 

2011/03/15(火) 16:37