富山県が県HPに県内製薬企業の受託希望情報掲載
富山県は、「富山のくすり」として300年以上の歴史を持つ薬業県で、県くすり政策課では、最近では、「医薬品研究開発の支援」、「スイス・バーゼルとの薬を介した国際交流の支援」、「配置薬業の活性化」、「ジェネリック医薬品の利用促進」、「治験の推進」、「薬局機能充実・強化の支援」を施策の柱として事業展開していますが、このほど県内製薬企業の受託希望情報の県ホームページへの掲載を開始することになり発表しました。
これは、同県医薬品産業の更なる発展に向けて、県のホームページに県内製薬企業の受託製造希望を掲載し、情報発信することとしたものです。
現在、同県の医薬品産業は、平成17年の薬事法改正による医薬品製造のアウトソーシングの完全自由化に伴う受託製造の増加等から、医薬品生産金額が大幅に増加(全国順位:平成17年第8位→平成21年第2位)するなど好調に推移しています。
県では、同県医薬品産業の更なる飛躍に向けて、受託製造の一層の増加を目指すため、県のホームページ(くすり政策課のページ)に県内製薬企業の受託製造希望情報を掲載し、県内外の製薬企業や関係機関に発信することにしたものです。
掲載内容(受託製造希望情報)は、県内の製薬企業(24社)から提供を受けた情報で、具体的には①企業名、②分類(医薬品、医薬部外品等の別)、③剤形、④剤形の特徴等、⑤受託可能数量、⑥主要製造機器、⑦製造技術等、⑧各種情報で、検索しやすいように「企業別」と「剤形・分類別」の情報を掲載しています。
http://www.pref.toyama.jp/cms_press/2011/20110210/00006193.pdf
2011/02/25(金) 00:00