ウコンで免疫力アップ!

こんにちは!管理栄養士の山内です!

また少しずつコロナ感染者が増えていますね。感染しないように対策を取ると同時に免疫力を下げないように食事にも気を配っていきましょう!

 

今日は大体の方が好きなカレーの免疫効果について書いていきます。

カレーには『ターメリック』という香辛料が使用されていることが多いです。

ターメリックは『ウコン』のことです。こっちの名前の方が聞き慣れている方が多いかもしれませんね!

ターメリックには、『クルクミン』という成分が入っています。

このクルクミンは免疫を調整してくれる作用が期待できるんです!

 

クルクミンは食事からたくさん摂ったからといって人体に悪影響はないと言われています。

妊婦の方や授乳中の方に関しても悪影響があるという情報はありませんが、サプリメントとして摂る際の安全性は確立していません。

ですので、妊婦、授乳中の方は摂るのであれば食事からにしましょう!

 

暑い時期に汗をかきながら食べるカレーは食欲もすすみ、夏バテにも良いのでいいこと尽くめですね!

カレー以外にもカレー粉を使った炒め物やスープも美味しいのでぜひ♪( ´▽`)

日常的に『早食い競争』していませんか?!

こんにちは!管理栄養士の山内です!

 

有名な学術サイトに載っていた記事を紹介します。

アメリカでは独立記念日である7月4日にホットドッグの早食い競争が毎年行われています。なんと1916年から始まっているそうです!

始まりは誰が一番愛国心を持っているかを競うためだったそうです。

この大会は今年も開催され、優勝者は10分間でなんと75個のホットドッグを食べました!!1個あたり8秒で飲み込んでいる計算になります。

ただ、研究者が弾き出した値では、人間は理論上、10分間に83個のホットドッグは食べられるそうです・・・。

参加者にとってはさらなる高みへのチャレンジができた・・・のでしょうか・・・。

 

見ているだけでお腹いっぱいになりそうな大会ですが、このとき参加者はホットドッグをほぼ飲み込んでいる状態です。

日常の食事で早食い競争のような食べ方をしていると弊害が出やすくなります。

その弊害は、

・満腹感が得にくく食べすぎにつながる

・唾液量が減り、口臭や虫歯になりやすい

・胃痛や胃もたれ

・血糖値の急上昇(太りやすい、糖尿病になりやすい)

・逆流性食道炎

といったものが挙げられます。

 

『ゆっくり食べる』時間の目安は最低15~20分です。

早食い競争ほどではなくても、この時間より早く食べ終わっている方は時間を気にしながら食べましょう!

桃のマリネにハマりました!

こんにちは!管理栄養士の山内です!

夏になると果物で食べたくなるのが桃🍑です。

スイカ!と思う方もおられると思いますが、私は桃の割合が多くなってしまいます(^_^;)

 

桃はもちろんそのままで食べるのが美味しいですが、あまり甘くない桃に当たることもあるかと思います。

そんなときは『桃とアールグレイのマリネ』がオススメです!

桃を切って、砂糖をまぶして、細かく切った茶葉を振りかけて和えるだけ!

これがめちゃくちゃ美味しいんです!

ただ、作ってすぐ食べると茶葉の食感があるため少し置くことをオススメします。

私は去年初めて作りましたが、茶葉を細かくする手間と和えたあとになじますことを怠ったために、口の中で茶葉がチクチクと痛かったので「茶葉を細かくする」「和えた後はなじむまで置く」は美味しくするためにも手を抜かないでください!

ちなみに、紅茶の茶葉はティーバッグに入っているものが細かくと良いそうです!ティーバッグのまま、揉んで使うと少し手間が省けます。

桃も甘いもので作るとより美味しいです!砂糖を入れる量が減るので桃本来の甘みが引き立ちます!

 

ピーチティーが好きな方は是非試していただきたい夏の一品です!

7月のカイセイオリジナルレシピ

こんにちは!管理栄養士の山内です!

 

7月に入り2週間弱経ちました!

そんな今日は、オリジナルレシピのご紹介です!

 

今月の食材はイカ🦑です。

イカ🦑には肝機能の高める作用がある『タウリン』が豊富に含まれています。

エナジードリンクのCMで聞いたことがある方もいるかもしれません!

抗酸化作用のあるビタミンEも含まれ、脂質の酸化を防ぎ、動脈硬化の予防にも良いそうです。

免疫機能の維持にも役立つそうなので、まだ注意の必要なこの時期にも良いかもしれませんね!

 

 

今回のレシピは『イカと野菜のレモン🍋マリネ』なのでビタミンCの豊富なパプリカやレモンも入ったトリプルで免疫力アップ!なレシピとなっています!

 

是非、薬局の店頭でレシピをご覧ください!

 

七夕は何を食べる?

こんにちは!管理栄養士の山内です!

今日は七夕です🎋

行事にはその日に食べるものがありますが、七夕は何を食べますか?

 

これといって食べるものないなぁ、強いて言えばチラシ寿司とか?

と思う方もおられるかと思います。

 

が、実は、七夕は

そうめん

です!

 

そうめんが七夕に食べられるようになった由来は、

さくべい(索餅)という奈良時代に中国から伝わったお菓子にあります。

 

中国では、ある子供が7月7日になくなり、その後、熱病が流行したことからその子供が好きだったさくべいを病除の意味も込めて供えたそうです。

 

さくべい(索餅)は、さくめん(索麺)とも呼ばれ、その索麺は素麺と変化し、私たちが夏になるとよく食べる『そうめん』の先祖と言われているそうです。

七夕にそうめんを食べると病にかからないという意味も込めて、このような風習が出来上がったようです。

 

私が毎週見ている「グレーテルのかまど」というスイーツの番組があり、その中でもさくべいが取り上げられていました。

レシピも公開されていますので是非、作ってみてください!

 

〜願いを込めて 七夕のさくべい〜「グレーテルのかまど」より

https://www.nhk.or.jp/kamado/recipe/316.html

 

 

消費量を知るだけで食べるのが抑えられる?!

こんにちは!管理栄養士の山内です!

ずーーーーっと雨が続く予報になっていると憂鬱な気分になりますね。

こんなときは運動もしにくいと思いますが、先日の続きで運動について書いていきます。

前回は運動量を増やす工夫をお伝えしましたが、今日は実際、どれくらいのエネルギーを消費できるかについてです。

運動には「強さ」があります。

普通に歩くのと早歩きは同じ「歩く」でも消費エネルギーは変わってきます。

 

体重60kgの方で100kcal(俵型のおにぎり1.5個分程度)消費するために

◎ゆっくり歩く   35分

◎やや早歩き    22分

◎かなり早歩き   20分

◎掃除機をかける  29分

◎お風呂掃除    27分

◎自転車に乗る   24分

◎子供と遊ぶ(活発)17分

 

やや早歩き程度であれば運動が苦手な方でも始めやすいところかとは思います。

この消費量を知っておくと、これを食べたら消費するのにたくさん動かないといけない・・と思うだけで不必要なエネルギーを摂ることを抑えられるかもしれません!

食事制限ばかりはイヤ!

こんにちは♪( ´▽`)管理栄養士の山内です!

 

やせるためには食事制限をする、ということは必要な事ではありますが、食事制限をせず、リバウンドなくやせるとなると

運動

が必要です。

ジムに行ってやらないといけない、負荷をたくさんかけないといけない

と想像すると運動嫌いの方は ゾッ としますよね…

 

でも、運動といっても歩くことも運動です!

◎いつもより大股で歩く

→体の軸がブレやすくなるので足を踏ん張り筋肉を使う

◎いつもより早く歩く

→ゆっくり歩くより負荷がかかる

◎いつもより足を上げて歩く

→すり足だと太腿の筋肉を使えていないので消費量が下がる

◎いつもより多く階段を使う

→運動量が増える

◎いつもより自転車に乗る時間を減らす

→通勤の行きは乗って、帰りは押して帰る

 

ちなみに、運動は毎日しなくても良いことが研究で明らかになっています。

週に何回かに分けて、もしくはまとめて行なっても効果は変わらないそうです。

 

少し希望が見えましたね!

 

こんにちは!管理栄養士の山内です!

ついに7月ですね。2020年の後半に入りました!

コロナもこのまま収束すると良いのですが・・・。

 

自粛期間中に体重が増えたと話している芸能人を何人かテレビで見ましたが皆さんはいかがですか?

私の大好きな山田裕貴さんという俳優の方はあぶらを控えて7kgくらい痩せたと話していました。

糖質制限が有名になっていますが、糖質だけのエネルギー量をみると

1gあたり4kcal です。

これがあぶら(脂質)になると

1gあたり9kcal です。

倍以上エネルギー量が変わってきます。

 

この美味しそうな唐揚げも3個食べたらコンビニのおにぎり1.5個分くらいのエネルギー量になります。

 

糖質を減らすと体重は減りますが、脂質を減らす方が効率よく減らせます。

糖質は脂肪を燃焼させるために必要な栄養素です。

脂質を減らして適度な糖質を摂ることで痩せやすくなるかもしれません。

 

2020年5月18日の記事にも書きましたが、あぶらの多い食品は以下の食品です。

・バラ肉 ・鶏皮 ・ベーコン ・アボカド ・ナッツ類など

もちろん、オリーブ油やえごま油などもかけすぎるとそれだけエネルギー量も多くなります。

 

減らす方法として、

□あぶらの多い食事回数を減らす

□あぶらの多い食事は1日1回までにする

□あぶらの多い食材が1食に重ならないようにする

□揚げ物や炒め物の回数を減らす

□食べるのであれば動く!!

 

糖質ばかりに気を取られず、『あぶら』にも注目して摂りすぎていないか確認してみましょう!

 

 

食品ロスと食育

こんにちは!管理栄養士の山内です!

今日の題名は何か少し難しそうだな・・・

と思われるかもしれませんが、難しくはないので肩ひじ張らずに読んでいただければと思います。

 

まず、食品ロスとは、(農林水産省のホームページから一部抜粋)

本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。食べ物を捨てることはもったいないことで、環境にも悪い影響を与えてしまいます。

食品ロスは大きく2つに分けられます。

事業活動を伴って発生する食品ロスである事業系食品ロス
各家庭から発生する食品ロスである   家庭系食品ロス

私達が日頃からできることは家庭系食品ロスを減らすことです。

では、これがどのように食育とつながるかというと、

今の生活では魚や肉といった食品はスーパーに並べられており、簡単に手に入ります。

すると、自分たちと同じ「生き物」であるという意識が希薄になってしまいます。

「生き物」である意識が希薄になるとそれだけ粗末な扱いになる確率が上がってしまいます。

農作物についても、農家の方がどれだけの時間をかけて育てたかを知らないことで 子供は「この野菜は嫌いだから食べない」となり、親は「食べてくれないから捨てる」と連鎖してしまいかねません。

 

魚を釣りにいったり、農作物を育ててみたりすることで、食への感謝が湧き、粗末にすることは減っていきます。

 

小さいことの積み重ねにはなりますが、それが多くの家庭でできると家庭系食品ロスは減っていくと思います。

 

夏バテ対策

こんにちは!管理栄養士の松下です。
最近、暑い日が続きますが体調はいかがでしょうか?

高温多湿な日本の暑さは夏バテなどの体調不良を引き起こす原因となります。主な症状としては、「疲れが取れない」「食欲がなくなる」「良く眠れない」などがあげられます。

今回は夏バテ対策についてお話していきたいと思います。
夏バテ対策のポイントは大きく分けて4つ挙げられます。

① 水分補給を行う
暑くなり大量に汗をかくと水分と塩分が失われる為、喉の渇きを感じる前に「早め・こまめ」の水分補給がポイントです。大量の汗をかいて水分と塩分を多く失うときは、経口補水液やスポーツドリンクを活用します。また、家庭でも経口補水液を作ることができます。

<材料>

水     1ℓ

砂糖     大さじ2

食塩     小さじ1/4

レモン汁   数滴

<作り方>
すべての材料をペットボトルなどフタの閉まる容器に入れ、よく振って溶かせば完成です。

ただし、経口補水液やスポーツドリンクには塩分や糖質が含まれているため、塩分や糖質制限などがある方は医師と相談するようにして下さい。

② 睡眠をしっかりととる
疲れをとるためには、ぐっすり眠ることも大切です。寝室内を快適に保つために、室内の温度は約28度、湿度は50~60%を目安に、エアコンや扇風機を活用してください。

③ 適度な運動を行う
人は発汗で温度調節をしているため、汗をかくことで能力を高めることが「夏バテ」の予防につながります。軽く汗ばむウォーキングや軽いジョギングなどを15〜20分ほど行うと、汗腺が開いて汗をかきやすくなります。汗をたくさんかいたときは、水分補給をしっかりと行いましょう。

④ バランスの良い食事を摂る
夏はそうめんや冷や麦など炭水化物にかたよった食事になりやすく、栄養バランスが崩れがちです。不足しやすいたんぱく質や汗をたくさんかくと失われるビタミン、ミネラルは意識して摂るようにしましょう。
≪たんぱく質≫
たんぱく質は体内に取り貯めておくことができないため、肉や魚、卵、大豆製品などを毎食1品摂るようにして下さい。

≪ビタミン・ミネラル≫
夏の太陽を浴びた緑黄色野菜は、カロテン、ビタミン、食物繊維、カリウムなどのミネラルが多く含まれています。 旬の野菜を取り入れて夏を乗り切りましょう。
夏の旬の食材としてきゅうり、とうもろこし、ピーマンがあげられます。

食事や生活習慣を工夫し、「夏バテ」を防いで、暑さに負けない身体づくりを目指しましょう。