夏バテ対策

こんにちは、管理栄養士の田中です(^^)

暑い日が続いていますね。

日傘なしでは出歩くのがしんどくなります…(・・;)

テレビでも言われていますが、熱中症や夏バテに注意しましょう!

今回は夏バテについてお話しますね。

 

暑い日が続くと、そうめんなど、

あっさりとした食事を摂りたくなりますよね。

ですが、そのような食事を続けると体が冷えて

胃腸が弱ってしまい、夏バテを起こしてしまいます。

では、どんな対策をしたら良いのでしょうか?

今回は3点お伝えしたいと思います。

 

①タンパク質を摂る

タンパク質が不足すると

代謝が落ちたり、消化不良が起こります。

あっさりと食べられる卵や豆腐、

脂身の少ない肉類(ささみ、鶏むね肉、ひれ肉など)がオススメです!

うどんに卵やかつおぶし、ネギをのせる

釜玉うどんにすると食べやすいです。

※ただし、タンパク質制限のある方はその範囲内に抑えましょう

 

②ビタミンB1を摂る

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに必要な栄養素です。

夏は不足しがちなので積極的に摂るようにしましょう!

豚肉、うなぎ、大豆などにたくさん含まれています。

また、アリシンという成分がビタミンB1の吸収を助けてくれます。

アリシンはネギやニラ、たまねぎなどに含まれているので

豚ニラなどにすると効率よくビタミンB1を摂ることができます。

 

③食欲がないときは無理に食べない

どうしてもお腹がすかないときは無理をしないようにしましょう。

消化の良い、あたたかいうどんやスープなどを食べて様子を見ましょう。

 

夏バテに気を付けて、お祭りやレジャーを楽しみましょう(^^)/

 

防災対策~水分編~

こんにちは。

管理栄養士の山内です。

西日本の豪雨による被害が日に日に明るみになってきました。

今朝のニュースを見ていると「昔来た大雨は玄関までしか水が

来なかったから、今回も同じくらいかと油断していた」と

おっしゃっている被災者の方がおられました。

「油断」

先月の地震でも「自分が被災者になるとは思わなかった」と

話している友人がいました。

このような自然災害が起こると、そのために備えようと思う

反面、この辺りは大丈夫、と考えているように思います。

この「油断」が自分の命を危険にさらす可能性があります。

まずは安全な場所に逃げる事が大切ですが、避難先での

生活を考えると水と食料がとても重要になります。

特に水です。

みなさんは1日にどれくらいの水分を摂るでしょうか?

基本的には体重(kg)×30mlが1日に必要な水分量です。

例えば体重が60kgの方であると

60×30ml=1800ml/日 となります。

この中にはカフェインの多いコーヒーや紅茶、緑茶などは

含まれません。もちろん、この時期に美味しいビールや

日本酒は水分補給にはなりません!

利尿作用の少ない飲み物が水分補給には適しています。

例えば水や麦茶、ほうじ茶がそれにあたります。

この計算は1日に飲む水分量のみです。

備蓄用に置いておくためには飲料+調理と生活用水を

合わせて1人1日6ℓは必要となるそうです。

飲料用とレトルト食品を作るための水や赤ちゃんのいる

家庭は調乳用、ペット用が必要になるご家庭もあるでしょう。

さらには、歯磨きやトイレ、体を拭くといったことに使用する

水も必要です。

 

~備えあれば憂いなし~

まずは水の備蓄から始めてみてください。

次回、私のブログは食料編をお伝えします!