あけましておめでとうございます。
管理栄養士の松下です。
ついに、2020年となりましたね!
2019年は、管理栄養士の国家試験や育星会への入社など私にとって忘れられない1年となりました。
入社2年目となる2020年ではできる仕事を増やし、自分自身の成長に繋げ、またプライベートでは趣味を見つけるなど充実した1年を送りたいと思います。
さて、皆さんはお正月におせちを食べましたか?
おせちの中身、各料理には「食べる意味」があります。一般的にはそれぞれに縁起物としての意味がありますが、様々な正月の行事と同じように、五穀豊穣や無病息災、子孫繁栄などを願う想いがおせち料理には込められています。
例えば、
・「子孫繁栄」の意味を持つ:数の子、ほんだわら、昆布
・「豊作」の意味を持つ:田作り、小肌栗漬
・「健康」の意味を持つ:黒豆
・「財産」の意味を持つ:きんとん
・「魔除け・厄除け」の意味を持つ:蒲鉾、海老
このように、それぞれ意味があります。
また、おせちを食べる際に使う「祝箸」にも意味があります。「祝い箸」は、両方の先端が細くなっていて、「両口箸」とも呼ばれています。一方が神様用、もう一方は人が使うためで、”神人共食”を意味しています。新年を祝い、1年の恩恵を授かる意味から年神様と食事を共にするという意味があります。
しかし、最近ではおせちを用意する時間が無く、お正月におせちを食べない方が増えてきているようです。ですが、おせちをスーパーなどでで購入し、祝い箸で少しずつ味わえれば、一年のめでたい門出を十分に祝えるのではないでしょうか。
寒い日が続きますが、お体には気を付けて良い1年をお過ごしください。