気になるワード

おはようございます。

薬剤師の片岡です。寒かったり、暖かかったり体調崩していませんか?片岡家では最近、いろいろ気になる長男と、動物と昆虫に興味深々の次男のために、日曜日に動物園に久しぶりに行ってきました。昔は見向きもしなかった動物達を、じっと見つめ色々観察している息子達。かと思えば二人で笑っていました。…何か感じるものがあるんでしょうね (笑) 成長です。

さて、最近薬局内では、後発医薬品、かかりつけ薬剤師、健康サポート薬局などいろいろなワードが飛び交っています。今挙げた3つのワードご存知ですか?3つとも知っていればなかなか情報通です。

後発医薬品…新薬(先発医薬品)の再審査期間、物質(成分)特許期間満了後、新薬と効き目が同等であることを証明する様々な試験、①規格試験(原薬・製剤の品質確保)、②安定性試験(加速・長期保存)、③生物学的同等性試験(溶出試験、ヒトBE試験)を実施し、厚生労働省の承認を得て製造・販売する医薬品のことです。つまり、同じ効果で安い値段で販売されている薬です。国はどんどん増えていく医療費を少しでも抑えていきたいので、国の施策として後発品使用率を2020年9月までに80%を目指しています。

かかりつけ薬剤師…薬による治療のこと、健康や介護に関することなどに豊富な知識と経験を持ち、患者さんや生活者のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師のことをいいます。 かかりつけ薬剤師は、患者さん自身が選択するものです。負担金が60円~100円程度増えますが、メリットもあります。かかりつけ薬剤師になる条件もあるので一回、担当の薬剤師を希望される方は相談してみるといいと思います。

健康サポート薬局…厚生労働大臣が定める一定基準を満たしている薬局として、かかりつけ薬剤師・薬局の機能に加えて、市販薬や健康食品に関することはもちろん、介護や食事・栄養摂取に関することまで気軽に相談できる薬局のこと。皆さんの健康をより幅広く、積極的にサポートします。つまり、かかりつけ薬剤師がいて、更に地域の健康をサポートしているような薬局が健康サポート薬局を取得することができます。

私もかかりつけ薬剤師の資格は持っていますし、健康サポート薬局も取れたらと活動しています。薬局を薬をただもらう所、ではなく誰でも気軽に健康について相談できる所として活用してみてください。