元気な夏の過ごし方

こんにちは!
管理栄養士の中村です。

気温が上がり、夏が到来しましたね。
私は健康のために会社の行き帰りに往復1時間歩くようにしているのですが、マスクがびしょびしょになるほど汗をかいてしまいます。
そのため、この時期になると汗拭きシートを買い集めるのですが、最近の汗拭きシートは良い匂いの物が多く、仕事前に少しテンションを上げることができます。
ただ、どれも良い匂いなのですが、「これ!」というお気に入りの匂いにはまだ出会えていないので、これからも色々なものを試しながら探していこうと思います。

さて、この暑さはまだまだ続きますが、暑さが続くと起こる嫌なことがあります。
それは、「夏バテ」です。
皆様も一度は経験されたことがあるのではないでしょうか。
夏バテになると ・何をするにもやる気が出ない ・めまいや立ち眩みがする ・夜に眠れなくなる ・食欲がなくなる など様々な症状が現れます。
私も学生時代、学校を休むほどの腹痛やめまいを起こしたことが何回かありました。

夏バテを起こさなためには自律神経を整えることが大切だと言われています。
そこで今回は自律神経を整えるポイントを4つご紹介します。

【自律神経を整えるポイント】
ポイント①:温度調節を心がけましょう。
過度な温度変化は自律神経が乱れる原因に繋がります。
暑いからといって部屋の温度を下げすぎないようにしましょう。
室内と室外の温度差は5度以内が良いと言われています。(ただし、室内でも28度を超えると熱中症になる危険性が高まるため、その際は、5度以内にこだわらないようにしましょう。)
他にも、暑い場所にはなるべく長くいない、電車やバスなどの室温が調節できないところでは、ストールやカーディガンなど、着たり脱いだり出来るものを持ち歩くなどして、温度調節を心がけてみましょう。

ポイント②:食事の質を高めよう
夏はそうめんやアイスなどを食べられる方が多いのではないでしょうか。
そうめんやアイスは体のエネルギーとなる炭水化物という栄養素を多く含みますが、その他の栄養素が少なく、栄養不足から夏バテに繋がる可能性があります。
そうめん単品ではなく、豚肉やトマトをトッピングしたり、アイスにフルーツを乗せたりして、様々な栄養素を摂り、食事の質を高めましょう。

ポイント③:良質な睡眠を取ろう
睡眠は交感神経を休めて副交感神経を働かせ、自律神経のバランスを整えるために重要な時間です。
睡眠時間は人それぞれ必要な時間は異なると言われていますが、最低6時間以上は確保するようにしましょう。
また、質を高めるためには寝る前から交感神経を落ち着かせ、副交感神経の働きを高めることが大切と言われています。
副交感神経を働かせるためには、ストレッチをしたり、湯船で体を温めたり、好きな音楽を聴いたりすることが良いと言われています。
ただし、ヨガなどのきついと感じるストレッチや42度以上のお風呂、激しめの音楽などは交感神経の働きを高めるといわれていますのでほどほどにしましょう!

ポイント④:運動を習慣づけよう
運動は体温調節機能を高めたり、程よく疲労感を与えて眠りやすくしたり、ストレスを緩和させて交感神経への負担を和らげると言われています。
まずは、ウォーキングや簡単なトレーニングなど無理のない範囲から運動を初めてみましょう。
ただし、真昼間の暑い時間帯にウォーキングをしてしまうと暑さで逆効果になってしまいます。
日の落ちてきた過ごしやすい時間帯を選ぶようにしてくださいね。

この5つのポイントを押さえて、夏バテを防いで、元気に夏を過ごしてください。

自律神経安定食

こんにちは!管理栄養士の山内です!
季節の変わり目ですが、体調は崩されていませんか?

先日久しぶりに走ったら翌日筋肉痛になりました…運動不足ですね。
心を入れ替えてたるんだ身体と精神を叩き直します\\٩(๑`^´๑)۶//

 

さて、今日は自律神経の続きをお話ししていきます。

まずは食事です。

最近機能性表示食品としてCMでもよく流れているのが

GABA(ギャバ)

GABAという言葉が一般に広まったのは「ストレス社会で闘うあなたに。」のキャッチフレーズで販売されたGABAチョコレート🍫ではないでしょうか。

このGABA、なぜストレスと結びつくかというと、前回お話しした自律神経のうち、リラックスする時に関係する「副交感神経」を働かせることができるからです。

ストレスを感じている時は気が立っている時に働く交感神経が活発になっているため、副交感神経が働くことで軽減できるという作用が活用されています。

GABAは紹介したチョコレートでも摂れますが、玄米やお味噌に含まれています。
普段食べているご飯を玄米にしたり、発芽玄米を混ぜてみたりしてみましょう!
血圧の高い方はお味噌の使いすぎ注意です!

 

次に

ビタミンB6

よく出てきます、ビタミンB一族、その中でB6君は神経伝達物質の合成をしています。つまり、B6君が減ると抑うつや錯乱の症状が出る可能性があるということです!

ビタミンB6はマグロやカツオ、鮭、豚ヒレ、ササミ、バナナ、玄米ご飯に多く含まれています。

あれ…

玄米ご飯、ここにも登場!

 

3つ目は

トリプトファン

これは脳をリラックスさせるセロトニンというホルモンを作る時に欠かせない栄養素です。

乳製品や青魚に多く含まれています。

 

最後は

テオブロミン

これは先ほど出てきたセロトニンに働き、脳をリラックスさせると言われています。

テオブロミンはココアの苦味成分であるため、ココアの中でも含有量の多いものを選ぶと良いです。

 

玄米ご飯に焼き鮭、赤パプリカ(B6)とピーマンのお浸し、デザートにバナナとホットミルクココア

自律神経安定食ですね!

 

最近、眠りが浅い、イライラしやすい、早口になることがあるなど自覚のある方は交感神経が活発に動いている可能性があります。

食事にも気をつけ、リラックスできる環境を整えましょう!

自律神経を整えるといいことばかり?!

こんにちは!管理栄養士の山内です!

少し飲みに出る回数も増えてきつつある、今日この頃です。

半年以上ぶりにゴルフの打ちっぱなしに行きました。次の日・・・想像していただけましたでしょうか・・・。わき腹あたりが筋肉痛でやられました!

マジメに通ってくびれを量産していこうと思います!!(何の宣言笑)

 

さて、みなさんは「自律神経」という言葉は聞いた事があるでしょうか。

よし、やるぞ!と気合を入れたときに働く「交感神経」と

ゆっくり休もうと思ったときに働く「副交感神経」の2つに分類されます。

 

自律神経は血管や胃、肺、心臓、汗腺など全身を制御しています。

 

ここまでで少し難しいですよね。

この自律神経がバランスを取れなくなると寝れなかったり、心拍数が上がったりと体に不調が出てきてしまいます。

 

実は食事も関係していますが、食も含めて自律神経を整える方法は次回お話ししますね!