栄養成分表示の見方

管理栄養士の山内です。

まだ5月にも関わらず、暑いですね!

5月は大阪の中之島バラ園でバラが綺麗に見られる時期ですが、今年は見ないまま終わってしまいました。

せめて、写真だけでも載せておきます。(どこのバラかは不明です・・・。)

 

今日は先日、お菓子の回で少し話に出た、栄養成分表示についてです。

この4月から栄養成分表示は義務化となりましたので、お菓子や加工食品といったものには必ず表記されています。(一部例外はあります。)

まずは栄養成分表示とは、このようなものです。

商品の箱や袋についているのを見たことがあるでしょうか。

その商品の1個当たりや100gあたりの栄養量が書いてあります。

この商品の場合は3枚当たりの栄養量が書いてあることになります。

 

この表示ですが、どこを見たら良いかは人それぞれ、気になるところを見てください。

◎エネルギー量と炭水化物

・糖尿病のある方

・肥満の方

・中性脂肪が高い方

・ダイエット中の方        など

 

◎たんぱく質

・腎疾患、腎機能が低下している方

・ダイエット中の方

・筋肉をつけたい方        など

 

◎脂質

・肥満の方

・ダイエット中の方

・膵臓疾患のある方        など

 

◎食塩相当量

・高血圧の方

・腎疾患、腎機能が低下している方

・心疾患のある方         など

 

当てはまる栄養量を見ていただくと日頃食べているお菓子や食品の栄養量が一目で分かります。

もちろん、栄養成分表示に書いてあるすべての栄養素が気になる方はすべて見てください\(^o^)/

 

例に挙げた栄養成分表示には『カルシウム』『鉄』『ビタミンD』と記載があります。

これは商品によって異なりますが、ビタミンやミネラルも任意で表示できるため、売りにしている栄養素を栄養成分表示に記載することができます。

 

摂りたい栄養素・控えたい栄養素を栄養成分表示で確認してみてください!