管理栄養士の山内です。
引き続き、お菓子についてお話しします。
お菓子は食べたい!でも、体重は増やしたくない・・・
これは、私も思います。
夕食が終わって寝るまでの間に時間があると少しお腹が空いて、つい甘いものに手が出たり、お菓子を食べ始めると1袋全て食べないと気が済まなかったりとお菓子に関する悩みをお話ししてくださる方は多いです。
昨日のブログで書いたように1日に200kcal程度であれば食べても大丈夫です。ただし、糖尿病や腎疾患の方は医師や管理栄養士、薬剤師にご相談ください。
この200kcalも1日の必要エネルギー量の範囲内で食事が摂れていることが前提です。まずは、3食の食事でエネルギー量や糖質、脂質が多くならないようにしましょう。
夜にお菓子を食べたくなったときの対処方法として
◎栄養補助食品にする
◎ヨーグルト+フルーツにする
◎チョコレートであれば高カカオのものにする
◎糖質カットの商品にする
◎スナック菓子はノンフライを選ぶ
◎カップのヨーグルトを凍らせてアイスの代わりにする
◎極端に食事量を減らさない
などが挙げられます。
夜にフルーツを食べると中性脂肪が溜まりやすくなると言われていますがお菓子を食べるよりは良いです。
また、最後の項目は、食事で満足いかない分、お菓子に手が伸びてしまう可能性が高くなるため項目に挙げました。
食事量を減らしすぎず、お茶碗1杯のごはん+主菜(肉や魚)+副菜(野菜のおかず)を揃えてみましょう。
お菓子のパッケージを開けると全て食べ切らないと満足いかない方への対処方法は
◎小袋のものにする
◎大袋を買った場合は保存袋や容器に入れて小分けにする
◎1袋あたりのエネルギー量が少ないもの(低糖質、低脂質)を選ぶ
◎生菓子は冷凍して日持ちを長くする
などが挙げられます。
生菓子は消費期限が短いため、1パック2個入りや4個入りといったものであると、それを理由に全て食べ切る方もいます。
食べる1個分だけを残し、他は冷凍してしまえば数日は問題ありません。
例えばシュークリームであれば、冷凍するとシューアイスになるため、また別の楽しみもできます(#^^#)
我慢しすぎると、いつか「お菓子食べたい欲」が爆発してしまいます。
適度に息抜きをしながら、でも病気にならない程度に楽しみましょう!