水分補給はコーヒーでもできる?!

管理栄養士の山内です。

毎日のように暑いと言っていますが、マスクをしていると暑さが増すように感じませんか?これが夏になったらどうなるのか心配です。

今日は暑くなると必ず話題に出てくる水分補給についてです。

2018年7月のブログにも記載していますが、そこから変わっている部分があるためもう1度お話しさせてていただきます。

『防災対策~水分編~https://ikuseikai.org/wp/blog-n/date/2018/07

 

成人の60%は体液が占めています。これが高齢者では50~55%まで減ります。

1日の適正水分量は

25~54歳:35ml/kg

55歳~64歳:30ml/kg

65歳以上:25ml/kg

と年齢によって変化します。

55歳、60kgの方であると

30ml/kg×60kg=1800ml  が1日分の水分量となります。

皆さんは摂れているでしょうか。

水分をこまめに摂らない方は1日の適正水分量を摂ることが難しい場合が多いです。

飲んでるよ!とおっしゃる方でも適正水分量を伝えると、「お茶やコーヒーを1日に何回も飲んでるから大丈夫」といった声や「そんなには飲んでいないかも」と答える方が多いです。

お茶(緑茶、紅茶など)やコーヒーは以前、利尿作用があり、体の水分が減ると言われていました。

しかし、近年ではカフェインの入った飲み物でも1日にマグカップ2~3杯であれば水分補給になるといった研究結果も出ているようです。

コーヒーや紅茶、緑茶が好きな方には朗報ですね!

ただし、カフェインは摂りすぎると中枢神経(脳や脊髄にある神経)や心臓に強い刺激となることもあるので注意が必要です!