管理栄養士の山内です。
昨日は梅干しの歴史と食塩量についてお話ししました。
歴史は好きなので、たまに食の歴史についても入れ込みながらブログを書いていこうと思います。
今日は梅干しの種類による食塩量の違いについてです。
減塩梅干しやはちみつ漬け、かつお梅などがありますが、それぞれの食塩量はどれくらいでしょうか。
梅干しの種類別食塩量
種類 :1粒10g/1粒3g(小梅)あたり
塩漬け(塩分18%) : 1.8g / 0.54g
しそ漬け(塩分10%): 1.0g / 0.3g
かつお(塩分8%) : 0.8g / 0.24g
はちみつ(塩分5%) : 0.5g / 0.15g
減塩(塩分3%) : 0.3g / 0.09g
※商品により多少違いがあります。
ちなみに、1日の目標食塩摂取量は
男性:7.5g、女性6.5gです。
一般的な梅干しであると食塩量が多くなるため1日に1/2個~1個に抑えましょう!ただ、食塩が多いことで添加物がなくても日持ちします。
はちみつ梅干しなど味が追加されている梅干しは食塩量は少なくできますが、特に甘みがついていると2個、3個とパクパク食べられてしまうかと思います。1個当たりの食塩量が少なかったとしても個数が増えるとその分、食塩量はもちろん増えるので1日に1~2個までにしましょう。
味付きの梅干しや減塩の梅干しは食塩量が少ない分、日持ちがしにくかったり、添加物が追加されていたりします。
ご自身に合ったものを選んでいただければと思います。
このブログを書くために、梅干しについて調べていたところ、なんと食塩無添加の梅干しが販売されていました!これは管理栄養士としては一度食べてみたいですね。
梅干しのマイナス面を多く書いてしまったので、明日は梅干し・梅の効用をお話ししたいと思います!
明日もお楽しみに!