朝から優雅に食事を・・・

こんにちは!管理栄養士の山内です(^-^)

ついに大阪も梅雨入りですね。ジメジメ感が既に出ていました・・・。

このジメジメした感じは仕方がないので、それを吹っ飛ばすくらい爽やかに(=゚ω゚)ノ 今日もブログを始めていきます!

前回に引き続き、朝食についてです。

朝にゆっくり食事を作って、優雅に食べる・・・

 

なんていうことは、子供のいる家庭では夢のまた夢・・・

朝は「戦い」ですよね(^-^;

そのような状態でバランスの取れた朝食を食べさせるのは難しい、とりあえず家を出発しないと、と優先順位が下がってしまうと思います。

 

そもそも朝食を食べる習慣がないご家庭でいきなりバランスの取れた朝食を食べましょうといっても難しい!

前回お話ししたように、前日から朝すっきり起きれる準備をし、朝食の時間を少しでも確保した上で、すぐ食べられるものを用意しておきましょう!

~朝食に食べるオススメ食品~

・果物→果物に入っている果糖はすぐエネルギーに変わるため、朝から頭も身体も動きます!

・ゆで卵や乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)→タンパク質が摂れ、体温が上がるため動けます!

・おにぎりやパン(出来れば食パンやロールパン)→これも早くエネルギーに変わるため急いでいる朝にはオススメ!

・前日の夕食のおかず→タンパク質(肉や魚、豆腐、卵など)や野菜も入っていると簡単にバランスの良い朝食になります。

 

 

簡単だからとお菓子(菓子パンも)を食べさせているとそれが習慣化してしまいます。そうなると将来、糖尿病や脂質異常症といった生活習慣病になってしまいます!

 

まずは1つで良いので、何か口にすることから始めてみましょう!

 

食育の第一歩

こんにちは!管理栄養士の山内です。

緊急事態宣言が明けてから、薬局に来てくれるお子さんも増えてきました。

小さい子を見ると癒されます。

今日は泣いている子どもがいて、後輩が某人気キャラクターの絆創膏を渡すと泣き止み、ちゃんと、ありがとうと言っていました。

子どもがいると賑やかになり、楽しくなり、癒されますが、育てる方は大変なことも多いと思います。

自分も仕事をしているとなかなかバランスの取れた食事を用意できないという方は多いです。

 

朝食の欠食率は2018年の調査によると小学生の15%が朝食を食べる習慣がついていないという結果でした。

また、別の調査ではなんと、1~6歳でも欠食している子がいることが分かっています!

小中学生が朝食を食べない理由として、食べる時間がない、食欲がないといったことがあげられます。

食べる時間がない子は、遅くまでスマホを触っていたり、パソコンやテレビを見たり、寝る直前までスマホやパソコン、テレビのブルーライトを浴びたりで体がだるくなかなか体が動かないということが考えられます。

食欲がない子は親の帰宅が遅く、食事時間が遅かったり、脂っこい料理が多かったりお菓子しか食べなかったりという理由が考えられます。

 

バランスの取れた食事も大事ですが、まずは朝食を食べたい、朝にお腹が空いた!と思わせる環境、状態を作ることも大人の役割だと思います。

 

◎寝る時間を決める(夜更かしをしない)

◎ブルーライトの出る機器を寝る直前には使用しない

(ブルーライトカットの眼鏡などを使うのも1つです!)

◎夕食が遅くなる時は高カロリーのものは避ける

◎脂っこい料理の揚げ物などの量は減らす

 

朝食を食べることにつなげる前日の準備も大切です!

 

小さいころからの食習慣

こんにちは!管理栄養士の山内です(^^)/

前回のブログで「食育」という言葉が出てきましたが、みなさん聞いたことありますか?

食育とは?について農林水産省のホームページから抜粋しました。

↓↓↓↓↓

『生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。』

様々な経験をすることで、将来病気になりにくい食べ方、食を楽しむ食べ方といった知識を得ていきます。

その『経験をする』ことに関して、子どもたちは自力で出来ることは限られます。

といことは、大人にかかってきます!

 

子どもの好き嫌いで悩んでいる方は多いかと思いますが、両親や祖父母といった大人の言動や行動を子どもはよく見ています。

食を知ることで、将来の子どもたちの健康を維持することができます。

例えば、

中学生や高校生になると友達と外食に行く機会も増えるかと思いますが、その時までに何を選べば良いか、今日はファーストフードを食べたから明日はやめておくといった判断が自力でできる。

これも食育がなせることです。

 

子どもの食事を気に掛ける=家族全員の健康維持・改善に役立つ

ということになります。

明日も引き続き食育についてお話ししていきます。