こんにちは!
管理栄養士の中村です。
暑い夏が終わり、ようやく過ごしやすくなってきましたね。
暑くなってからジョギングを止めてしまったので、少し体重が増えてしまいました…
元に戻すために、そろそろ再開させようと思います。
もちろん、体重を落とすためには運動だけでなく、食事も重要です。
厚生労働省では毎年9月を「食生活改善普及運動月間」としています。
みなさまご存知でしょうか?
令和2年度の食生活改善普及運動月間は、
・野菜摂取量の増加
・食塩摂取量の減少
・牛乳・乳製品の摂取習慣の定着
などを目標として掲げています。
今回はそれぞれ目標のポイントをご紹介していきたいと思います。
☆ 野菜摂取量の増加について ☆
野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含み、体の機能を保つために欠かせない存在です。
しかし、現在日本人の野菜摂取量は目標量を大きく下回っています。
出典:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000635990.pdf)
健康のためにも野菜の摂取量を増やしましょう。
1日の摂取目安は、生の状態で緑黄色野菜を両手1杯、淡色野菜を両手2杯です。
煮たり、焼いたりするとかさが減り、量が食べやすくなります。
調理方法を工夫して、目標量を目指しましょう。
☆ 食塩摂取量の減少 ☆
食塩の摂り過ぎは、高血圧をはじめとした生活習慣病に関連があると言われています。
しかし、日本人の食塩摂取量は、目標量を大きく上回っています。
出典:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000635990.pdf)
☆ 牛乳・乳製品の摂取習慣の定着 ☆
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた休校やイベント中止により、牛乳・乳製品の消費量が大幅に減少しました。これに伴い、農林水産省では、牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」を2020年4月21日より開始しています。
牛乳や乳製品は、カルシウムやたんぱく質が豊富に含まれ、カルシウムは骨粗鬆症予防に、たんぱく質は筋肉維持・増加に役立ちます。
皆様も、ヨーグルトやチーズなどを普段より1個多く消費し、酪農家の方々を応援しましょう!
出典:農林水産省(https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/plusone_project2nd.html)
今年はコロナ禍でおうちご飯が多くなり、以前に比べて、健康意識が高まったと感じている人が増えているそうです。
皆様も、バランスのよい食事と適度な運動を心がけ、健康な体づくりに取り組んでみて下さいね。