アルコールを分解するのにかかる時間を知っていますか?

こんにちは!

管理栄養士の中村です。

最近は、ある資格を取るために毎日勉強をしています。
座っていることが増え、勉強のお供のチョコレートが影響し、ちょっとずつ体重が増えてきました。
勉強の合間に体を動かすように気を付けたいと思います!(^^)!

さて、今回はお酒の豆知識についてお伝えしたいと思います。

お酒にはアルコールという物質が含まれていますよね。
このアルコールが脳に影響を及ぼし、「酔っぱらう」という状況を引き起こします。

アルコールは体の酵素によって分解され、体から出ていきます。
この分解はどのくらいの時間が必要かご存知でしょうか(・・?

体質によってかかる時間は異なりますが、例えば、ビールロング缶(500ml)1本を体重50kgの人が飲んだ場合、分解するためにかかる時間は約4時間です。

また、この時間はアルコールの量が多くなればなるほど、当然長くなります。
そのため、車を運転される方はお酒の量に気を付けましょう(^^♪

ちなみにアルコールを分解するためにかかる時間は次の計算で求めることができます。
計算式:代謝時間=アルコール量÷(体重×0.1g/kg/hr)
(例)アルコール20g÷(50kg×0.1g/kg/hr)=4時間

(アルコール量の目安)

最近は、アルコール量を缶の側面に記載する企業が増えています。
購入する時は確認してみましょう。

アルコールが体に残る時間が長ければ長いほど、様々な影響を及ぼします。
例えば、酔っぱらって記憶をなくす、足元がふらつくなどもアルコールが脳に影響しているからです。また、長年アルコールをたくさん飲み続けると、アルコール依存症や肝疾患など、病気の可能性が高くなると言われています。

1日あたりのアルコールの適量は20gです。
適量を心がけるのはもちろんですが、ついつい飲み過ぎてしまうという方は、
・度数の低いお酒を選ぶ
・度数が高いお酒を飲む場合は、炭酸や水で割る
・水(チェイサー)をこまめに飲む
など工夫して、調節してみましょう。

アルコール度数の高いお酒

こんにちは!管理栄養士の山内です!

未だに梅雨が明けず、どんよりとしたお天気が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

同僚から新聞の一面にアルコール度数の高い缶酎ハイは飲みすぎ注意といった情報が記載されていたと聞きました。

 

甘く、口当たりが良いので、お酒が強くない方でもついついジュース感覚で飲んでしまうので危険!ということが言われています。

ビール(5%)に比べると1.8倍のアルコール度数があります!

アルコールの量に換算すると、

ビール500mlで1日のアルコール量である20gとなりますが

9%の缶酎ハイでは350mlにしても25gのアルコール量となります。

 

350mlで既に1日分を超えてしまっています!

さらに言うと、1日のアルコール量20gは世界的に見ても多い基準となっています。

飲むのであれば350mlを1本までにし、休肝日を多く作ることをおすすめします。

 

口当たりがよく、飲みやすいために、勢いよく飲むと急性アルコール中毒になる恐れもあります。

飲むのであれば急がず、ゆっくり飲むようにしましょう!