kataoka's blog

2014年6月

後輩

週末も暑かったですね。
もうすでに扇風機が手放せません。

我が家は近所の川原に遊びに。
まだまだ川の水は冷たいですが
ジリジリと照りつける太陽に
今年も少しずつ肌が黒くなってきています。

外出する時には水分補給は忘れずに。


さて今回は「後輩」
いつの間にか、薬剤師歴9年
いわゆる中堅、ベテランと言われるようになってきました。

仕事を続けていれば
自然と年数は増えていくのでしょうがないですが
中堅、ベテランという言葉は年数を働けばいただける称号です。


そんな中、最近うれしくなることは
「後輩の成長」
自分はずっと下っ端なんて思っていたら
いつの間にか後輩が自店に配属され
教育する側の立場に変わっていました。

この6月で異動になる子も
つい1年前は、自分ができる仕事がなく隅っこで立つしかできなかったのが
周りのスタッフを見て、自分が何をすべきか考え、そして動き
スタッフにも指示を出せるようになっていました。

いつも思いますが
成長してる本人は、その成長にはなかなか気づかないものです。
成長したことを周りが認め、それにより本人が成長を感じ、そして自信をもつ。
この繰り返しが人を成長させるんだろうな...としみじみ感じます。

後輩の急激な成長を目の当たりにすると
嬉しいような、そして焦るような...
後輩にとって、先輩はいつまでも先輩
先輩としても成長しなくてはと刺激を受けています。


先輩から後輩にはもちろんのこと
薬剤師はいろんな方からのご指導のもと
成長していきます。

それはお医者さんはもちろん、看護婦さんなどの医療に関わる方全員から。
そして、患者さんも大きな存在です。

薬剤師は、自分の知らない知識を患者さんに再認識させられることも多いのです。
そのたびに、勉強していくのです。

どんどん質問してください。
分からなくても、勉強して成長していきますので。
よろしくお願いします。
2014/06/28(土) 19:59

体のメンテナンス

皆さん、おはようございます。

今日の高知は少し晴れ間が出てるようです。
ただ、今週は雨が続くそうです。

雨の日、皆さんはどんな過ごし方してるのでしょうか。
運動量が落ちる原因の1つですよね?

運動量が落ちるのであれば
いつもの運動に負荷を少し与えてあげるのも1つの手だと思います。


さて、今日は「体のメンテナンス」
本来、メンテナンスとはコンピューターなどの点検などで使う用語のようです。
今回は体のメンテナンス
自分の体を引き続き、きちんと使える状態に保ち続ける ことについて少し書きます。


体の機能は20代をピークに徐々に低下していきます。

そう、体の機能とはあらゆる体の機能のことです。
心肺機能、筋肉などの体の中も少しずつですが、衰えていくのです。

これは私の経験ですが
20代は特に運動もしてないのに、体重も変わらず体型は維持していました。
ところが30代になると、徐々に体型の変化がでてきたのです。
よくある話ですよね(笑)

本当は20代をピークに徐々に落ちてる体の機能を見てみぬふりをした結果
心肺機能の低下によって、息切れしやすくなり運動量が徐々に低下
さらに運動量が減るとともに筋肉量も低下して脂肪になってしまい
増えた脂肪は体の内側、内臓脂肪から少しずつ体の中で増えていっていたのです。

ある程度、体の機能を使わないとやっぱりその機能は落ちていくのです。

体に負荷をかけすぎると逆によくないので
体に軽めの負荷をかけ続けることが体の機能低下を防ぐ方法としてはいいのではないでしょうか?


そういえば、この間増えた体重+2kg
私が取った行動は
・猫背の姿勢をできるだけ真っ直ぐ伸ばす。歩行時や立ってるとき。
・夕食のみ、炭水化物の量を抑える(おかずはいっぱい食べる)
・横になる時間があれば、筋肉トレーニングやストレッチをする
・最近流行のふくらはぎのマッサージをしてみる

これでなんとかもとの体重まで落とすことができました。


健康を維持することは年齢を重ねると難しくなってきます。

これは加齢を重ねる人間であるかぎりしょうがないことですが
自分の体の状態をしっかり把握し、それに合わせてしっかり予防していくことが
自分の健康につながり、病気を防ぐことになるのではないでしょうか?

健康って難しいですね。
私はあまり運動してないので、体のメンテナンス大変苦労してます。
そろそろ毎日、動く趣味を探そうかなと思います。

皆さんも、自分の「体のメンテナンス」考えてみてください。
2014/06/23(月) 08:03

たんぱく質

不思議な天気ですね。

先日は、久しぶりにランチを食べに行ったら...
急に雨が降り始めて

「今日、布団干してる!」
って大騒ぎしました。

この時期の布団干しは本当に危険ですね。


今日は「たんぱく質」について
たんぱく質といえば、三大栄養素のひとつになるわけですが
皆さんはどれぐらい知っているのでしょうか?

(三大栄養素...人間の生命維持にかかせない栄養素、たんぱく質・炭水化物・脂質のこと)


たんぱく質...体を作る栄養素で、アミノ酸からできています。

私たちの体は60~70%が水分、約20%がたんぱく質などのアミノ酸でできています。
おもに筋肉や、消化管、内臓、髪や皮膚など、体の重要な組織を作っています。
このたんぱく質を構成、作っている成分がアミノ酸です。


アミノ酸には20種類あります。
20種類の中には体の中で作ることができるアミノ酸=非必須アミノ酸 と
体の中で作れないので食事などで取り入れる必要があるアミノ酸=必須アミノ酸
にわけられます。


非必須アミノ酸 11種
アルギニン・グリシン・アラニン・セリン・チロシン・システイン・アスパラギン・グルタミン・プロリン・アスパラギン酸・グルタミン酸・


必須アミノ酸 9種
バリン・イソロイシン・ロイシン・メチオニン・リジン・フェニルアラニン・トリプトファン・スレオニン・ヒスチジン


...長々と難しいことを書いたんですが
要は、たんぱく質は非常に大事な栄養素にも関わらず
炭水化物や脂質に注意がいき、忘れているのではないのでしょうか?

必須アミノ酸に関しては食事などで摂るしかないので
偏った食事や、無理なダイエットをしていると不足してしまい。
筋肉量が減って、運動しても脂肪が燃えにくくなったり
抜け毛や、貧血、浮腫みなどの症状がでてしまうこともあるのです。

たんぱく質は、肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品に多く含まれます。
特に卵はバランス良く、アミノ酸も含まれているようです。


皆さん、バランスの取れた食事を心がけ
無理なダイエットだけはしないようにしてください。
2014/06/14(土) 16:25

便秘

ずいぶん、明るくなるのが早くなりましたね。
6時ぐらいが一番、気持ちの良い季節です。
早起きは3文の得と言いますよね!
ぜひ、朝早く起きる生活をしてゆっくり朝を過ごしてみてください。


さて、今回は「便秘」

①便秘とはどんな状態?
一般には3~4日以上便通がないものを便秘といいます。
ただ毎日便通がなくてもお腹がすっきりしていれば便秘とは言えないし
毎日便通があっても、量が少なく、すっきりしないようであれば便秘と言えるでしょう。


②便秘にどうしてなるの?
そもそも食べ物は口から入って、胃→小腸→大腸と行って排泄されます。
なので胃や腸が上手く働いていないと便秘になりやすくなってしまいます。


③便秘の原因は?
便秘は機能性便秘と器質性便秘に分けられます。

機能性便秘...②で述べたような胃、小腸、大腸のような機能低下に伴う便秘
器質性便秘...腸自体になにか病気があってなる便秘(腸の腫瘍・炎症・閉塞など)

また機能性便秘は細かく分けると
急性便秘と慢性便秘に分けられます。

急性便秘は大腸の動きが鈍ることで一時的に起きる便秘
<例>
・食物繊維をあまり取らないせいで起きる便秘
・水分不足が原因で便自体も水分不足で固くなる便秘
・ダイエットなどが原因で食べる量自体が少なくて起きる便秘
など

慢性便秘は大腸に便が残り、便通がない状態が日常的に続く便秘
<例>
・高齢者などが筋力低下に伴い、腸の動きが弱くなって起きる便秘
・ストレスなどにより神経が乱れ、腸の動きが上手くできなくなって起きる便秘
・便が肛門まできてるにも関わらず、脳にそれが上手く伝わらなくなって起きる便秘

※その他
薬の副作用で便秘になることもあるので
薬を飲み始めて、急に便秘になれば相談することが大事です。


④便秘の解消法

・食物繊維をたくさんとる。(食物繊維は水分を吸収して、便を和わらかくしてくれます。)
・水分をしっかりとる。(朝起きてからのコップ1杯の水はお勧めです。)
・規則正しい食生活。(体は規則正しく動きます、食事を抜くと腸の調子も狂います。)
・便意を我慢しない。(我慢は禁物、なるべく同じ時間にトイレに行くことも大切です。)
・運動も大事。(腸も筋肉、腹筋などの筋肉も使うので筋肉を落とさないように運動が大事です。)
などなど


便秘については書くことがたくさんありすぎますね...
とりあえず簡単に書いてみました。

規則正しい生活に気をつけ
食事・運動・睡眠が非常に大事です。

最近では健康食品も多く出てるので
便秘でお困りの方は、近くの薬局に行ってみるのも良いかもしれませんね。
2014/06/09(月) 08:14

日焼け

昨日も暑かったですね。
脱水対策はもちろんのこと
日焼け対策きちんとされてますか?

今日はそんな「日焼け」について。


○それでは何が日焼けの原因?

「紫外線」 です。

太陽の光はその波長により
赤外線、可視光線、紫外線などに分けられます。

その中でも紫外線は皮膚に影響を与えることが知られており
これを浴びることで、肌が赤くなったり、黒くなったりするわけです。


○肌はどうして黒くなる?

紫外線は表皮の奥の方のメラノサイト(メラニンを作り出す細胞)を活性化させ、メラニンという黒い色素を作り出します。このメラニンが紫外線を吸収・炎症を抑えることで、紫外線が表皮よりも深いところへ入らないようにブロックしているわけです。

このメラニンによって肌は黒くなります。

紫外線に当たることをやめれば、表皮のターンオーバー※ともにメラニンも落ちていくので通常は日に焼いても、1ヶ月くらい経てば、もとの色に戻ります。
ところが、老化とともに、皮ふのターンオーバーは遅くなるため、メラニンが全部落ちずに残ってしいます。これが、シミになるのです。そのため、20歳を過ぎた頃から、シミとして残るようになるのです。

※ターンオーバー
肌の新陳代謝のこと。肌はどんどん生まれ変わっています。
だいたい1~2ヶ月のサイクルで生まれ変わっています。
その過程でいらなくなった古い皮は垢になってでてくるのです。

ちなみに紫外線はしわや遺伝子異常による腫瘍、白内障の原因にもなるので注意が必要です。


○紫外線は悪者?

実は紫外線には体内のビタミンDを活性化させ、骨へのカルシウム沈着を促す作用があります。

しかしそれに必要な紫外線の量は微量で、日焼け止めをしっかり塗っていて吸収される量で
十分なので、わざわざ骨のために何時間も外で日焼けをする必要はないわけです。



○日焼け対策

というわけで、日焼けするとさまざまな健康への影響もあるのでしっかり対策が必要です。

・日焼け止めを塗る
・日傘や手袋をする
・食事を注意する(ビタミンA・C・Eを多くとることがお勧め)
などなど

さて日焼け止めですが
SPFとPAってよく書いてますよね。

SPF...サン・プロテクション・ファクター=日焼け止め指数
要は何倍日焼けしにくくなっているかを表しています。
例えば 20分程度の間に何も付けていない素肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を何倍に伸ばすことが出来るかという目安です。つまりSPF20の場合、20分×20=400分=6時間40分。6時間40分は守ってくれる ということです。

PA...プロテクション グレイド オブ UVA (Protection Grade of UVA)の略
皮膚を黒くするだけでなくシワやたるみの原因となる紫外線 A 波( UVA )の防止効果を表すもの。強い方ら++++、+++、++、+の4段階に別れています。日常的な買い物程度ならPA++でいいようです。

※注意
日焼け止めは塗る量で、効果が変わってしまいます。
商品に書いてある通り、たっぷり塗ることが大事になるので忘れないように。


日焼け止めって結構大事なんですね。
みなさんもしっかり対策してきれいなお肌を守りましょう。

私もこれからは少し塗ることにします。
...もう30過ぎましたしね(笑)
2014/06/02(月) 08:07