kataoka's blog

日焼け

昨日も暑かったですね。
脱水対策はもちろんのこと
日焼け対策きちんとされてますか?

今日はそんな「日焼け」について。


○それでは何が日焼けの原因?

「紫外線」 です。

太陽の光はその波長により
赤外線、可視光線、紫外線などに分けられます。

その中でも紫外線は皮膚に影響を与えることが知られており
これを浴びることで、肌が赤くなったり、黒くなったりするわけです。


○肌はどうして黒くなる?

紫外線は表皮の奥の方のメラノサイト(メラニンを作り出す細胞)を活性化させ、メラニンという黒い色素を作り出します。このメラニンが紫外線を吸収・炎症を抑えることで、紫外線が表皮よりも深いところへ入らないようにブロックしているわけです。

このメラニンによって肌は黒くなります。

紫外線に当たることをやめれば、表皮のターンオーバー※ともにメラニンも落ちていくので通常は日に焼いても、1ヶ月くらい経てば、もとの色に戻ります。
ところが、老化とともに、皮ふのターンオーバーは遅くなるため、メラニンが全部落ちずに残ってしいます。これが、シミになるのです。そのため、20歳を過ぎた頃から、シミとして残るようになるのです。

※ターンオーバー
肌の新陳代謝のこと。肌はどんどん生まれ変わっています。
だいたい1~2ヶ月のサイクルで生まれ変わっています。
その過程でいらなくなった古い皮は垢になってでてくるのです。

ちなみに紫外線はしわや遺伝子異常による腫瘍、白内障の原因にもなるので注意が必要です。


○紫外線は悪者?

実は紫外線には体内のビタミンDを活性化させ、骨へのカルシウム沈着を促す作用があります。

しかしそれに必要な紫外線の量は微量で、日焼け止めをしっかり塗っていて吸収される量で
十分なので、わざわざ骨のために何時間も外で日焼けをする必要はないわけです。



○日焼け対策

というわけで、日焼けするとさまざまな健康への影響もあるのでしっかり対策が必要です。

・日焼け止めを塗る
・日傘や手袋をする
・食事を注意する(ビタミンA・C・Eを多くとることがお勧め)
などなど

さて日焼け止めですが
SPFとPAってよく書いてますよね。

SPF...サン・プロテクション・ファクター=日焼け止め指数
要は何倍日焼けしにくくなっているかを表しています。
例えば 20分程度の間に何も付けていない素肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を何倍に伸ばすことが出来るかという目安です。つまりSPF20の場合、20分×20=400分=6時間40分。6時間40分は守ってくれる ということです。

PA...プロテクション グレイド オブ UVA (Protection Grade of UVA)の略
皮膚を黒くするだけでなくシワやたるみの原因となる紫外線 A 波( UVA )の防止効果を表すもの。強い方ら++++、+++、++、+の4段階に別れています。日常的な買い物程度ならPA++でいいようです。

※注意
日焼け止めは塗る量で、効果が変わってしまいます。
商品に書いてある通り、たっぷり塗ることが大事になるので忘れないように。


日焼け止めって結構大事なんですね。
みなさんもしっかり対策してきれいなお肌を守りましょう。

私もこれからは少し塗ることにします。
...もう30過ぎましたしね(笑)
2014/06/02(月) 08:07