kataoka's blog

あれ?台風は?

おはようございます。

先週の台風がものすごかっただけに
今回の台風はあっという間に過ぎていってしまいましたね。

皆さんのところは大丈夫だったでしょうか?
今日の高知は晴れるみたいです。

実は先週大阪に4日間出張でした。
カイセイ薬局、大阪に本社を構えて近畿地方を中心に展開しているので
たまに大阪での仕事が舞い込みます。

やっぱり家が一番ですね。
いつものお風呂、いつもの布団。
そして家族で過ごすのが一番です。

そんな話はさておき、たまには何か書かないといけませんね。
今日は『肝臓』について

お酒を飲みすぎると悪くなる、そう!!! あの臓器ですね。
さてそんな肝臓ですがどんな働きがあるかというと
・グリコーゲンの貯蔵
・解毒
・胆汁の産生と代謝
が主な肝臓の役割です。

>グリコーゲンの貯蔵
腸管から吸収される、グルコース。いわゆる体を動かすエネルギー源でもあり血糖値を上げる原因ですが、すぐに別のものを結合してしまいます。エネルギー源なので、使いたいときにすぐに使えるように保存しときたいですよね?そこで体はグルコースをグリコーゲンに変えて肝臓に保存しています。
ちょっと考えてみてください。朝、昼、夕はお腹が空いて食事をするのに、寝てる間はお腹が空いてしまうことありませんよね?これは肝臓でグリコーゲンを分解してグルコースに変えてエネルギーとして使っているからお腹が空かないようになっているのです。

>解毒
タンパク質を摂取すると、体に必要なアミノ酸と不要なアンモニアができます。不要なアンモニアは有害なので肝臓で尿素に変えて、尿から排出します。
多量に飲酒すると、肝臓が悪くなる。これは一般的に知られていますが、お酒に含まれるエタノールは体に入るとアセトアルデヒドになります。これはアンモニア同様に有害物質です。このアセトアルデヒドは肝臓で酢酸に変えて、尿から排出します。この作用にも許容があるため過剰な飲酒は肝機能障害を起してしまうのです。

>胆汁の産生と代謝
胆汁ってご存知ですか?胆汁は肝臓で作られて、胆嚢にためられます。そこで濃縮されます。主成分は胆汁酸やビルリビンです。胆汁酸は脂肪の消化、吸収の促進を行います。またビリルビンは古くなった赤血球の元のようなものです。ビリルビンは黄色でこれが便の色の元になっています。肝臓が悪い方で黄疸といわれる症状が出ると思いますが、ビリルビンが排出される流れの中にある肝臓が悪ることでビリルビンが排出できずに体が黄色くなってしまう症状なのです。

などなど
タンパク質の分解なども肝臓では行っていますし、肝臓は大事な臓器です。
これから年末にかけて飲酒で肝臓に負担をかける時期になります。過度な飲酒は避けて健康な肝臓を維持してください。
2017/10/29(日) 17:18