kataoka's blog

2015年2月

もうすぐ春

今日は少し温かいですね。
もうすぐ春でしょうか。
そういえば、朝掃除をする時に落ち葉を見なくなりました。
なんだか、気づいたらまた年末になってそうで怖いです。

さてもうすぐ春のこの時期に
ちょうど花粉が舞い始めます。

今年は
西日本は去年と同じか少なめ
東日本は去年に比べるとかなり多くなるようです。
気をつけてください。

私も去年から花粉症状が出始めたのですが
まだ、目が開けられないほど痒かったり
くしゃみがとまらなかったりするこはないので
去年よりは少ないようです。


そういえば先日
息子の生活発表会を見に行ってきました。
長男は年中クラス
次男は満3歳児クラス
各々が自分のクラスの発表を大きな声で元気にできていました。

目が合うと一瞬嬉しそうにして
また先生の方をきちんと見てる2人を見ると
何故か一人で目に涙を溜めていました。
(最近本当に涙腺がゆるい(笑))

もうすぐ春ですね。
成長する息子たちに負けないように
また仕事しようと思います。


2015/02/23(月) 08:39

糖尿病 薬

今週も始まりましたね。

最近、やっとインフルエンザの方が減ってきたように思います。
もうすぐ春です。
気持ちを新たに頑張っていきましょう。

さて、今回は『糖尿病 薬』
ということで
前回の『糖尿病』よりも少しだけ詳しい話を。

まずは
<ブドウ糖の吸収と利用のしくみ>について

①食事などで体に入った炭水化物は
 小腸で『ブドウ糖』に分解され、血液中に吸収されます。
 そこで血液中の糖分、血糖値が上がります。

②血糖値が上昇すると、すい臓から『インスリン』が分泌され
 血液中の『ブドウ糖』を肝臓や筋肉、脂肪組織へ取り込みます。
 その結果、血糖値は下がります。

※食べ物が小腸に運ばれると、小腸から『インクレチン』が分泌されます。
 『インクレチン』は『DDP-4』という酵素によって大部分が速やかに分解されます。
 この『インクレチン』は、すい臓からの『インスリン』の分泌を促進します。

<糖尿病発症の原因>

①インスリンの働きが悪くなり、ブドウ糖が肝臓や筋肉
 脂肪組織に取り込まれにくくなる

②すい臓からのインスリン分泌が低下する

<糖尿病薬の作用のしくみ>

①ブドウ糖の吸収をゆるやかにする薬 (α-グルコシターゼ阻害薬)
 糖質からブドウ糖への分解を抑制することによって
 血液中へのブドウ糖の吸収をゆるやかにしてくれます。

②インスリンの働きを改善する薬(ビグアナイド薬・チアゾリジン薬)
 インスリンの働きが悪くなっているのを改善します。

③インスリン分泌を促進する薬(スルホニル尿素薬・速攻型インスリン分泌促進薬)
 すい臓に作用してインスリンの分泌を促進します。

※③
 ・DDP-4阻害薬
 DDP-4という酵素を阻害することにとって、インクレチンの分解を抑制し
 すい臓からのインスリン分泌を促進します。
 ・GLP-1受容体作動薬
 インクレチンの1つである「GLP-1」を直接投与することにより
 すい臓のインスリン分泌を促進します。

後は直接、インスリンを注射する方法もあります。
最近では腎臓で1回濾過した尿から再吸収してしまう、血糖値を
吸収しないようにして、血糖値を下げる薬も出てきています。

いろいろな薬があるので
もし飲んでいる方は、自分がどの種類の薬を飲んでいるか ということも
知っておくと、治療をより効果的に進めることができるかもしれません。

今回は、簡単に説明しましたが
気になることがあれば、またいつもの薬剤師さんに聞いてみてください。


2015/02/16(月) 08:26

歯磨き

こんばんわ。
今日は一段と寒いですね。
気温の変化が大きいと体調を崩しやすいです。
風邪、注意してください。

さて今回は『歯磨き』
皆さんは毎日してますか?
もちろんしてますよね。

私は、少し歯並びが悪く、甘いものが大好きなので
所謂、歯周病になりかかっています。
なので、冬のボーナスで買いましたよ。

『電動歯ブラシ』!!

少し黄ばんでいた歯も
2週間ほど使っていたら、なんだか白くなって気が(本人談)
最近の歯ブラシはすごいですね。

口の中の異常が
体に影響を表すことがあるので口のお手入れをしっかりしておくことが大事です。

また、口は薬の副作用が出ることがある場所です。
・口が渇く
・口内炎
・味覚異常
など

薬を飲んでいて、もし上記のような副作用があれば
医師、薬剤師に相談してみてください。

歯磨きをきちんとすることは
その口の中で起きる副作用を軽減してくれることもあります。
日頃からしっかり歯磨きをして
時間があれば、定期的に歯科で検診をすることをお勧めします。


2015/02/09(月) 09:11

糖尿病

おはようございます。
今日も冷えますね。

ついに2月。
1月はあっという間に終わってしまいました。
なんだか2月もあっという間で...
気づいたら年度末になってしまうのでは、少し心配しています。


さて、今日は『糖尿病』
この病気の名前はもう誰もがご存知なはず。

いつしか、国民病なんて言われています。
今回は糖尿病の基礎知識を書こうと思います。

〇糖尿病ってどんな病気?
血液の中の、糖分が多くなった状態のこと。
検査では、血糖値やHbA1cなどで調べます。

〇血糖値が高いとどうなるの?
血糖値が高い状態が続くと
全身の血管が傷つき、いろいろなことが起きてきます。

・手先の細い血管などが傷ついてきた場合は、痺れ。
・大きい血管などが詰まってきてしまえば、脳梗塞や心筋梗塞。
・血管が固くなってくると高血圧。
・血液を濾過してくれる腎臓に負担がかかり、腎機能が低下。
などなど

〇糖尿病はどうしてなるの?
人はたくさんの栄養素を食事から摂取しています。
その中には糖質(炭水化物)があります。
糖質は本来、体を動かすエネルギーとして必要です。
その糖質を、体の中の筋肉や臓器に蓄えたり利用したりするのがインスリンです。

人は食事の際
食べて吸収された糖質により血糖値が上がります。
体は、その上がる血糖値を下げようと働き、すい臓からインスリンを分泌するのです。

すい臓からのインスリンが減少したり、インスリンの働きが悪くなることで
血糖値を低く保つことができなくなり糖尿病になってしまいます。

〇糖尿病の治療は?
基本は食事と運動が基本となります。
高血糖が診断される時期が早ければ、まだすい臓の働き自体が保たれている場合が
多いため、食事量を抑え、運動による消費量を増やせば改善される場合もあります。

それでも改善しなければ
以下のような薬を服用することになります。

・すい臓からのインスリン分泌 促進させる
・インスリンの働きを 活発にする
・過度の糖質吸収 を抑制する
などなど

このような薬でも血糖値をコントロールできないのであれば
直接インスリンを体内に入れるという方法になってしまいます。


私は痩せてるから関係ない! なんて思っている方。
実は日本人は、すい臓の力が弱く痩せていても糖尿病になる方もいます。
日頃から暴飲暴食は避けてバランスの良い食事を心がけてください。



2015/02/02(月) 08:14