明日から12月。
もう1年が終わりますね...
早いものです。
そうだ!!
年賀状書かなくては。
年末に向けて、掃除やら何やら
忙しい師走。
皆さん、風邪などには注意してください。
さて、今回は「ノロウィルス」
少し聞きなれてきた言葉ではないでしょうか?
症状としては「嘔吐・下痢」
感染力が高く
食事をかいしたり
他の人の唾液や嘔吐物、便などから感染する可能性があります。
私も何回か経験したことがあるんですが
全部、子供からもらいました。
子供からの感染はなかなか防ぐことが難しいのでは
ないのでしょうか?
世の中の子育てをする親の皆さん
子供の看病の後に
自分がかかる可能性が高いです。
注意してください。
この「ノロウィルス」の治療薬
というものは、現在存在しません。
下痢⇒下痢止め
吐き気⇒吐き気止め
脱水⇒水分補給
と言った症状に対しての治療しかないことから
感染してしまうとウィルスが体から抜けるまで
しばらくしんどい日々を過ごすことになります。
日頃から、マスクの着用
石鹸などを使った手洗い・うがい
そして消毒は、アルコールは効果がありません。
次亜塩素酸ナトリウムを含む、塩素形の漂白剤などを使って消毒しましょう。
ノロはウィルスなので
乾燥して、空気中で飛びやすくなっているこの時期に
流行してしまいます。
もしかかってしまった方は、他の人にうつさないように。
そしてかかってない人は、できるだけ人混みは避け
手洗いなどの予防をし、自身の健康を維持できるよう、よろしくお願いします。
2015/11/30(月) 08:18
少し、冷えてきました?
今年は暖かいですね。
随分前に出した我が家のこたつ、ほとんど機能していません。
マフラーもかばんの中で眠っていますし...
しかし、油断は禁物、急に寒くなることも考えられるので
風邪引かないように、手洗い・うがいはしっかりとお願いします。
さて、今日は「残薬」
これで何回目でしょうか...
実は、この残薬、結構問題になっているのです。
家に残っている、飲み忘れた薬
金額にして
約450億円以上!!
と言われています。
多分もう少し多いかと思いますが...
すごい金額です。
もしこのお金を減らすことができれば...
と国は考えているようです。
なので、薬局などの医療機関で
ぜひ、薬が余っていれば声をかけてください。
もし
・飲みたくない薬がある
・絶対に飲み忘れてしまう薬がある
・飲まなくても調子が良い
なんてことがあれば
医師や薬剤師に相談しましょう。
こんな話しを聞いたことがあります。
「医師に薬飲んでないことを話すと怒られるから言わないで」
本当にそれで良いでしょうか?
医師はきっとあなたの体を心配しているはずです。
薬を飲まなくて調子が良いのであれば、中止してくれるだろうし
実は薬を飲んでないから調子が悪いのであれば、しっかり説得してくれるはずです。
実は、家に残った薬があるという方
ぜひ、1回病院や薬局で相談してみてください。
※注意
残薬調節する際
どの薬がどれくらい余っているか
どの薬が服用可能か
などを判断するため、お時間を頂きます。
ご了承ください。
2015/11/24(火) 08:05
寒くなってきましたね~。
昼間は結構暖かいのに...
昨日、息子達は雨上がりの公園を
自転車で颯爽と走り抜けていました。
そんな中、私はぬかるんだ地面に滑り
こけそうになる...
なんともまあ、残念な。
でも安心してください、受身まだ取れましたから(笑)
さあ、今回は「降圧薬」
その話しの前に基礎知識として
家庭血圧(家で計る血圧)が
若年・中年・前期高齢者であれば135/85mmHg未満
後期高齢者であれば145/85mmHg未満
に抑えることが目標とされています。
血圧が高いと心臓や脳、腎臓などのいろいろな臓器に影響を及ぼすので
血圧が高いと言われた方は、絶対に放置しないようにしましょう。
生活習慣が乱れている方は、まずは生活習慣の改善をしてください。
それでも血圧が下がらない場合、「降圧薬」を飲むことになります。
私はいつも血管をゴムホースで説明するのですが
新品のゴムホース、これはピチピチの若い人の血管です。
生活習慣の乱れなどで、汚れた血液が長い時間流れることで
血管は固くなり、少しずつボロボロになっていきます。
そして血圧は高くなるのです。
そんな血管の中の、血液量を減らしたり、血管を広げたりすることで
血管にかかる圧力は減り、血圧を下げることができるのです。
なので「降圧薬」は
・利尿剤...尿を出して、水分を出し、血液量を減らして血圧を下げる
・Ca拮抗薬...血管に作用して、血管を広げて血圧を下げる
・ACE阻害薬(アンジオテンシンⅡ阻害薬)...血圧を上げる物質、アンジオテンシンⅡを作らないようにして血圧を下げる
・ARB...アンジオテンシンⅡの作用を下げて血圧を下げます。
・β阻害薬...心臓の負担を下げて血圧を下げます。
などの種類が上げられます。
最近はCa阻害薬やARBと言った種類が人気のようです。
降圧薬はあくまで血圧を抑える薬で
血管の状態を改善したりする薬ではありません。
生活習慣の改善が一番の薬です。
薬を飲んでいて安定してるからと言って油断しないようにしましょう。
2015/11/16(月) 08:33
今週は天気不安定ですね。
仕事帰りに急な雨に濡れて、風邪など引かないように
タオルや、折りたたみ傘はしっかり持っていってください。
さて、今日は「健康測定会」
実は先週、我が高知店で健康測定会を実施してました。
今更ながらですが
このブログで告知することを忘れていました...
反省しています。
移転4周年を迎え
昨年から実施してる健康測定会
今年もたくさんの方に着ていただき
大変賑わいました。
11/4~11/6 の3日間で
約200名の方が、骨密度と血管年齢を測定しました。
昨年も測定して、今年も来た方や
たまたま今年来局して測定して方や
皆さんに喜んでいただき、大盛況に終わりました。
やはり、健康測定会に興味がある方は
日頃から健康に気を使っている方が多く
良い結果が出ていたのかな...と思います。
が、高知の地域性でしょうか?
全体的に骨密度が低下している傾向にあったように思います。
多分、飲酒や車移動などが原因に挙げられると思いますが
知らない間に骨密度は下がってきます。
日頃から
食事に気を使い
骨に負荷のかかる筋トレやウォーキングなどを取り入れて
骨を鍛えてください。
そんな私、血管年齢42歳
(実年齢より+10歳)
最近、余所見していて、近所の田んぼに落ちたり(笑)
どうにも年を感じています。
そろそろ、本格的に食事、運動に取り掛かろうと思っています。
皆さんも、健康に気をつけてください。
2015/11/09(月) 08:06
ね~こはコタツで丸くなる~♪
片岡家は
昨日はもう丸くなっていました。
長男の体調が悪いのもあったのですが
ほぼほぼこたつで一日を過ごしました。
これからどんどん寒くなるなんて...
考えただけでもゾッとします。
皆さんも、風邪引かないように。
さて、今回は「医療機器」について
「医療機器」 とは、人若しくは動物の疾病の診断、治療若しくは予防に使用される
こと、又は人若しくは動物の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことが目的と
されている機械器具などであって、政令で定めるもの。
要は、医療現場等で検査や治療の際に、人の体に影響を与えることがある機器 のことですね。
皆さんはパッと何を思い浮かべますか?
...
身近なものだと
・電子体温計
がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか?
実はもっと身近なものでは
・救急絆創膏
・眼鏡レンズ
・ピンセット
・電子血圧計
・コンタクトレンズ
などもこの医療機器に含まれます。
医療機器は、リスクの程度(副作用などが生じた場合の人体に与えるリスクの程度)
によって分類されており
・一般用医療機器 クラスⅠ
救急絆創膏、眼鏡レンズ、ピンセット など
・管理医療機器 クラスⅡ
補聴器、電子体温計、電子血圧計、MRI など
・高度管理医療機器 クラスⅢⅣ
クラスⅢ コンタクトレンズ、自己血糖測定器
クラスⅣ ペースメーカ、中心静脈カテーテル など
の3つに分類されます。
上から順にリスクが高くなっていきます。
またクラスの分類に関わらず
特定保守管理医療機器
...保守点検、修理その他の管理に専門的な知識及び技能を
必要とすることからその適正な管理が行わなければ疾病の診断
治療又は予防に重大な影響を与える可能性があるもの
例:自己検査用グルコース測定器
があります。
通常、薬局であれば
管理医療機器まで取扱いが可能です。
しかし、高度管理医療機器に関しては別途届出が必要になっており
取り扱いがない薬局もあるので注意してください。
また、薬局は販売記録なども残さなくてはいけないので
確認事項、たくさん聞かれると思いますがご了承ください。
よく相談される血糖測定器ですが
自己検査用グルコース測定器=高度医療機器
採血用穿刺器具=一般用医療機器
穿刺針=管理医療機器
測定用センサー=医療用医薬品(体外診断用医薬品)
に位置づけられています。
なので測定用センサーは薬局のみで取り扱うことができます。
2015/11/02(月) 08:30