kataoka's blog

2015年6月

水虫

おはようございます。

ジメジメしてるこの時期。
増えてくるのが「水虫」
実はあまり詳しくなかったので復習も兼ねて
今回はブログに。

昔、父が水虫になった!
と聞き、「水虫!?寄らんといて!」なんて過剰に反応していたのが
懐かしいですが(笑)


そもそも水虫とは

カビの一種の白癬菌が寄生することです。
それにより
赤くグチュグチュになったり、白くブヤブヤになったり
乾燥してカチカチになってひび割れたりする
症状を言います。

白癬菌は
高温多湿で、汚れなどを好むので
・毎日革靴を履いている方
・お風呂で足のケアを怠ってる方
・汗をかきやすい方
がなりやすいので注意しましょう。

高温多湿な条件が揃っている
まさに今が症状がひどくなる時期と言われています。


診断は見た目で大体は分かるようですが
皮膚の一部をきちんと顕微鏡などできちんと診てもらうのがベストです。
似たような症状で実は水虫ではない ということもあるので。


また、カビの一種ということで家族が水虫だと移ります。
それは一緒に使っている、足拭きマットやタオル、スリッパ
などはできるだけ共有しないこと。
もちろん共有したからといってすぐにうつりません。
洗い流し、皮膚を乾燥させれば予防になるのでしてみてください。
濡れたままで靴下などをすぐに履いたりするのはやめましょう。

乾燥が大事と言いましたが
あまりにタオルで擦りすぎて、皮膚を傷つけてしまうと
その傷が逆にうつる原因になるので注意しましょう。

もし、なってしまったとしたら
・きちんと病院に受診する
・もらった薬をきちんと使う
・予防やケアもきちんと行う

などをしないと、症状がいつまでも治らなかったり
少しよくなってもまた再発するようなことになります。
注意しましょう。


今回は水虫について書きました。
最近では、病院にかからずともドラッグストアや調剤薬局で購入できる薬も
あります。
もし時間がなくて病院に行くのは...けど気になる
...なんて方は、薬局の薬剤師に相談してみてください。

2015/06/30(火) 08:27

薬とお金

ムンとしてますね。
湿度が高いこの時期は何をするにも
やる気が出ない...
なんて私だけでしょうか。

これから暑くなるこの時期に
動かず体力を低下させると夏バテしてしまいます。

少しでも良いので
日常に運動を取り入れてみてください。


さて、今回は「薬とお金」
皆さんは薬局などで薬をもらう時
お金払いますよね?

調剤薬局で負担している金額は
調剤技術料+薬の管理料+薬剤料で合計されます。

調剤技術料は
薬局としての機能を整えたことや
薬を揃えたり、1回分ずつパックしたり(一包化)、水や粉、軟膏を混ぜたりすることに対してのお金

薬の管理料は
同じ薬を2種類飲んでないかや飲み合わせをチェックすることや
アレルギーや妊娠、副作用などの情報を管理することに対するお金

薬剤料は
薬そのものに対するお金

です。
ちなみに、これらの金額は国が決めるため
薬局個別に決めているわけではありません。


これからの合計を10割として
ほとんどの人が3割分を負担金として自分で支払い
残りの7割を保険で支払うことになります。

医療費は高年齢化や最新の治療などによって
ドンドン拡大していっています。

それにより、国が財源を確保できなくなってきてるので
医療費を削減できるように国が働きかけているわけです。


薬局に影響があるものとしては
後発医薬品(ジェネリック医薬品)です。

同じ効果で安い薬。

単純に医療費を抑えるには一番効果のある方法ですよね。


自己負担は人によりまちまちで
3割や2割、1割、また0割だったりします。

残りの負担が、医療費として拡大し
それがこれからの子供達に負担がかかると思うと
やっぱり後発医薬品(ジェネリック医薬品)も使わないとな~とシミジミ思ってしまいます。


ただ、心配なのは新薬開発です。

実は先発医薬品会社が新薬を作り
その特許が切れると後発医薬品が作られる。

先発医薬品会社は薬が売れて利益を出し
その利益で新しい薬を開発します。

後発医薬品が使われる⇒先発医薬品は使われない
⇒先発医薬品会社の利益が出ない⇒新薬がなかなか開発されない

そんな側面もあることを忘れないでください。


今回は「薬とお金」について書きました。
薬局で支払うお金、高いな~なんて
思ってらっしゃる方いましたら、いつもの薬剤師さんに相談してみてください。


2015/06/22(月) 08:48

薬と健康

ジメジメしてますね~。

雨の日が多くなってるので
部屋に引きこもりがちだと思いますが
雨の日の紫陽花も結構風情があって良いですよ~。

足元がすべりやすくなっていますが
たまには雨の日の散歩もオススメです。


さて、今日は「薬と健康」
もしかしたら以前、似たようなことを書いたかもしれません。


皆さんはどんな時に薬飲みますか?

・毎日
・必要時
・飲まない

毎日飲む方は定期薬として
血圧や糖尿、コレステロール、また心臓の薬などを飲まれていると思います。

必要時に飲む方は
風邪の時や、体が痛む時など体調に合わせて薬を飲まれているかと思います。

また、薬は飲みたくないから絶対に飲まないという人もいるかと思います。


では、健康に対してどのように思っていますか?

多分、全員の人が健康であることを望んでいますよね。
そうなんです。
皆、健康でありたい!
薬なんか飲みたくない!
と思いますよね。

体調が悪い⇒病院に行く⇒薬をもらう
という循環ではなく

薬を飲まない⇒病院にいかない⇒健康を維持する
という逆の発想になって欲しいのです。


薬をお渡しするときに
患者さんは副作用を一番気にされます。

しかし
薬を飲むということは、もうすでに副作用が出る可能性(リスク)は発生しているのです。


これから、どんどん健康に対する意識が高まり
以前より安全な薬や、以前より安心に食べ物は増えていくでしょう。

でも以前より安全な薬だから、勝手な飲み方をしたり
以前より安心な食べ物だから、暴飲暴食したり
していては結局、何の為の安心と安全か分からなくなりますね。


皆が健康を意識して、食生活を見直す。
飲むべき薬はきちんと服用する。

生活習慣病で薬を飲むということがなくなれば...
そんな未来がいつか来ると良いですね。


2015/06/15(月) 08:43

調剤薬局

梅雨ですね~。
いつの間にか、帰宅する道は
カエルの大合唱です。
蒸し暑い時期ですが、脱水にはくれぐれも注意してください。


今日は「調剤薬局」での薬剤師について少し書きます。

そもそも薬剤師の働く場所
・病院
・調剤薬局
・ドラッグストア
・MR(製薬会社)
・CRO・SMO(新薬などの臨床実験に関わる仕事)
・その他
などです。

意外と薬剤師の働く場所ってあるんです。


次に仕事ですが
私は調剤薬局でしか働いたことがないので今回は調剤薬局での仕事を書きます。

主に調剤・監査・服薬指導の仕事になります。

調剤...医師が処方した処方箋の内容を確認し、薬をそろえること
    また、患者さんが薬を飲めるように作ること(粉砕や混合、一包化など)

監査...調剤された薬がきちんと揃っているか、作られているかを
    患者さんの情報とつき合わせて確認すること
    処方箋を受け付けた際に、薬の内容を確認することを処方監査とも言う

服薬指導...患者さんの体調を聞きながら、薬の説明・確認を行うこと

薬歴入力...服薬指導において得た情報を処方内容と一緒に残すこと
       薬歴は同じ薬局に続けてかかれば、繋がった記録として残るので
       自分の状態と薬の情報を確認する時に、非常に重要です。

その他にも
在宅業務...患者さんの家に薬を持っていき、薬の総合的管理をすること
残薬確認...薬がきちんと飲めているかのチェック
相互作用チェック...薬の飲み合わせチェック
重複防止...違う病院などで同じ薬を重ねて飲んでいないかのチェック

残薬確認や相互作用チェック・重複チェックは調剤・監査時に同時に行っています。


今回は簡単に調剤薬局の仕事を紹介しました。
こんなこともしてくれてるんだ!
なんてことがあればまた質問、相談してみてください。
2015/06/09(火) 18:20

浮腫み

暑い日が続きますね。

どんどん温度が上がってくるので
外出するときも家でいるときも暑さ対策を忘れないようにしてください。
・こまめな水分補給
・温度管理
・日光対策
などなど


さて今回は「浮腫み」
皆さんは浮腫んだことありますか?
夜、疲れてお風呂入る前に靴下の痕がくっきりついてません?
あれがいわゆる浮腫みです。


〇そもそも浮腫んでるとは?

私たち人の体は約60%以上が水分でできています。
大雑把に言うと、本来血液と血液の周りの細胞で水分調節をしてバランスを保っている水分が
体調不良や疲れ、また体の機能が落ちてバランスが取れなくなり、体内の組織や血液の外に
余分な水分が溜まっている状態です。


〇どんな浮腫みが良くない?

浮腫みには一時的なものと、病気などが原因でなるものがあります。
一時的な浮腫みであれば問題はありません。
病気などが原因で起きるむくみには注意しましょう。

浮腫みを引き起こす病気例
・腎臓の機能が低下・障害されることによる浮腫み
・心臓の機能が低下・障害されることによる浮腫み
・肝臓の機能が低下・障害されることによる浮腫み
・甲状腺の機能が低下することによる浮腫み
・薬が原因で起きる浮腫み

などいろんなことが原因で浮腫みが起きることがあります。


〇一時的な浮腫みの原因と解消法

以下のようなことが原因なので、それを解消すれば浮腫みにくくなります。

・運動不足⇒適度な運動をする
・塩分の摂りすぎ⇒塩分を制限する
・ふくらはぎの筋力低下⇒ふくらはぎを鍛える
・過労や睡眠不足⇒マッサージなどをして疲れをとり睡眠時間を確保する。
などなど


〇浮腫みと水分

水分を摂りすぎると浮腫みはひどくなります。
逆に摂らなくても浮腫み症状は出ます。
体の水分がなくなってくると脱水症状になり
体は水分を溜めようと浮腫み症状が出てくるのです。

なので少しずつ水分補給をし、尿で水分を出すのが一番なのです。
これから暑くなりますが、冷たすぎる水は体を冷やすことになるので
できれば常温をオススメします。


さて、今回は「浮腫み」について簡単に書きました。
私も夕方になるどうしても浮腫んで来るので
帰ってお風呂でふくらはぎをマッサージしようと思います。

2015/06/01(月) 19:59