kataoka's blog

シップ

台風大丈夫でしたか?

日曜日は久しぶりに停電するかも...
なんて懐中電灯を用意して
携帯をフル充電していましたが
夕方ぐらいには通り抜けてしまい、あっという間に通りすぎてしまいました。

やっぱり自然は怖いですね。


さて、今回は『シップ(湿布)』
誰もが一度は使ったことがあるのではないでしょうか?
そして知らない人はいないのでないでしょうか?

患部に薬液を沁みこませた布を当て
冷やしたり、温めたり、痛みを和らげたりするものです。

シップには温感と冷感があり
温感:慢性的な血行が悪いような痛み、冷えている部分に使う
冷感:急性的な打撲などの、熱を持っている部分に使う

また、パップとテープがあり
パップ:水分を多く含んでおり、ヒンヤリしている。はがれやすいがかぶれにくい。
テープ:水分量が少ないが、薬がしっかり沁みこんでいるので痛み止めの効果が高く、しっかり貼れるが、かぶれ易い。

というのが大まかな特徴です。

シップを貼るときの注意ですが
・喘息既往歴のある方(アスピリン喘息と言われたことがある)
・妊婦の方
は要注意です。

また基本的な注意として、傷口には直接貼れません。
一部のシップは※光線過敏症に注意しなければいけません。

※光線過敏症
シップを貼った所が、紫外線でかぶれてしまう症状。
>対策
・貼付部に紫外線が当たらないように、濃い色の衣服や、サポーターなどを着用したりUVクリームを塗ったりする。
・はがしたあとも少なくても4週間は貼付部への紫外線を避ける。

最近ではかなり強力なシップも発売されており
使用に当たって制限もあるので注意して貼るようにしてください。


またH28.4~一処方につき、シップ上限70枚とされています。

たかがシップ、されどシップ。
しっかり注意事項を守って正しく使うようにしてください。
2017/09/19(火) 08:09