懐事情
涼しい風が朝晩に吹くようになりましたね。
夜な夜な暑くて点けていたエアコン。
昨日は点けませんでした。
子供達は汗だくで布団剥いで寝てましたけどね(笑)
さて、今回は『懐事情』
もちろん調剤薬局の懐事情のお話しです。
皆さんは調剤薬局に行った時に
『申し訳ございません、在庫がない薬がありまして...』
なんて言われた経験ありませんか?
調剤薬局は全国どこの処方箋でも取り扱うことができます。
しかし、薬に期限が存在するため
薬をたくさん備蓄しておいて、薬が出ないためそれが期限切れになって処分する
ということは調剤薬局としてはできるだけ避けたい。
それに加えて、後発医薬品の発売により薬の種類は1万5千を超える種類が存在し
この種類の薬を薬局でそろえることは不可能です。
なので 出る可能性がある薬を在庫する となってしまうのは現状です。
つまり 出る可能性がある薬=近くの医療機関で取り扱う薬 となってしまい
医療機関の近くの調剤薬局やかかりつけの薬局であれば在庫はほぼ揃うと思いますが
初めてかかる調剤薬局だった場合は在庫がないという事が起きてしまいます。
もちろん、在庫がなくても卸から購入して準備することはできますが
すぐには準備ができないため、時間がかかってしまいます。
この問題を解決する方法としては
・事前に行こうとしている薬局に在庫確認をする
これが一番良い方法となります。
また、次回から行きたい薬局がある場合は
お薬手帳やお薬説明書などを前もって行きたい薬局に確認しておく方法や
事前に処方箋をFAXするのも良い方法だと思います。
調剤薬局としても患者さんが今すぐ欲しい薬がない
ということをできるだけ避けたいのですが
なかなかゼロにできないのが現状です。
今回は、調剤薬局の懐事情のお話でした。
在庫がなくてご迷惑をおかけすることもあるかと思います。
その際は、申し訳ございませんがお時間を頂くことになりますので
どうかよろしくお願いします。
2017/09/04(月) 08:19