痒い!!!
アア... 手が動かない...
寒いですね~。
パソコンを打つのも仕事の一つですが
やっぱり寒いと動きがにぶりますね。
さて、今回は『痒い』ですが...
皆さんは寒くなると痒くなりませんか?
あ! 花粉症で目が痒いわけではありません。
肌です。肌!!!
この時期、お子さんやお年寄りなど
皮膚科の受診が増え、軟膏を混ぜるのが増えます。
そもそも、どうして冬になると肌は痒くなるのでしょうか?
通常の皮膚は、皮脂と汗がバリアのように外から受ける刺激を防止してくれています。
しかし、冬のような乾燥した空気ではバリアの機能が上手く働きません。
なので、バリアがない皮膚は刺激を受けやすくなり、服がすれたりするだけで
痒みを感じやすくなったりしてしまいます。
皆さんは
痒いと掻いてしまいませんか?
掻いてしまってる私が言うのもなんですが
【掻いてはダメ】です。
多分、皆さんご存知かと思いますが
掻くと、爪などを皮膚を傷つけてしまい
残っているバリア機能がなくなるだけでなく
傷口から細菌が入ってしまって化膿してしまうということにも繋がってしまいます。
人間の体は修復する機能があるので
皮膚のバリアが壊れると、それを治そうと体はしてくれます。
掻いてもよくはならないのです。
20代前後の若い方であれば
修復機能も高いため、すぐにバリアは治るのですが
年を重ねるごとにその機能が落ちてしまうので
痒みで掻いてしまって肌は掻けば掻くほどどんどん悪化するしてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
つまり!!!
痒みを感じるようになってくれば
皮膚のケアをきちんとしなければ治らない!!!ということです。
冬の期間を乗り切って夏の汗というバリアが出来る時期まで乗り切れば話しは別です。
今は大したことなくても
どんどん悪化する可能性もあります。
早めに治療すれば早く治療することができます。
痒みで悩んでいる方
是非、皮膚科や薬局にいってみてください。
2017/02/13(月) 08:34