喘息
おはようございます。
先週はシルバーウィークのためお休みしました。
が今週からまた書かせていただきます。
昨夜は中秋の名月ということで
月、見ましたか?
私は今朝新聞で見ました(笑)
今夜も満月見れそうなので、今夜は夜空を眺めようと思います。
さて、今回は「喘息」
皆さんは、咳症状が妙に長引くな~なんて経験ありませんか?
通常の風邪と違い、熱もないのに
数週間や1ヶ月単位で続く咳は、咳喘息や気管支喘息の可能性があります。
咳症状で
仕事に影響が出たり
睡眠不足になったりすることもあるので
早めに、病院に受診をしましょう。
では、喘息ってどんな状態のことを言うのでしょうか?
口から肺にかけての通り道である気道が
炎症を起こし、通り道が狭くなっている状態。
さらに炎症を起しているため、刺激に敏感になり
ホコリやハウスダスト、タバコやストレスによりより気道が狭くなってしまい
息がしにくくなってしまう状態のことです。
そんな喘息ですが
今回は喘息の治療薬について少し
主に分けると下の2つの作用の薬になります。
・狭くなった気道を広げる薬
・気道の炎症を抑える薬
喘息発作など、急性的な発作の場合
気道を広げる薬を使います。
狭くなった気道を一気に広げるためです。
しかし、慢性的に喘息症状が起きてしまう場合
気道を長時間広げる薬+炎症を抑える薬 を使い
予防しないといけません。
喘息の治療は直接、気道に薬を作用させるため
多くの場合、吸入薬が使用されます。
通常の内服薬、飲み薬と違い吸入器を使うため
しっかり吸入器の使い方を習う必要があります。
せっかく、効果のある吸入器を持っていても
きちんと使えなかったり、保管していなければ
100%の薬の効果を発揮することができず、喘息発作が出てしまうことも
あるのです。
吸入器を使われている方がいれば
今一度、吸入器の使い方を確認してみてください。
また、今後使うことになれば、医師や薬剤師にしっかり使い方を習って
吸入する意味を理解して正しく吸入器を使ってください。
ところで
急性的な発作を抑える薬と予防する薬
どちらが効果の実感があるでしょうか?
そう、急性的な発作を抑える薬が効果の実感が得やすいのです。
喘息患者さんで、たまに見かけるのが
予防薬を処方されているにも関わらず
きちんと使わずに、急性発作を抑える薬だけを使っている。
これは、非常に危険です。
すぐに効果を感じにくい予防薬ですが
しっかり予防をしておかないと、大変なことになるのでしっかり処方された吸入器は使用しましょう。
2015/09/28(月) 07:57