kataoka's blog

今日は少し温かいですね。

週末は天気も良かったので
どこか行かれましたか?

家でじっとしてるなんてもったいないので
天気が良い日は、できるだけ外に出て軽く体は動かしてください。

さて今日は『骨』
若い人はあまり気にしないですよね。
でも少しずつ年をとっていくと、骨折しやすくなってしまいます。
今日はその話を少し。


皆さんは臓器って言うと
心臓や、胃、大腸などを想像すると思いますが
骨もカルシウムでできた臓器とされています。

少し想像つきにくいと思いますが
一旦できた骨、ずっとそのままではなく
骨も壊れては作られ、壊れては作られを繰り返している生きた臓器なのです。

この作られる骨と壊れる骨のバランスが崩れると骨がもろくなってしまうのです。

ちなみに骨はカルシウムを貯蔵しています。
99%のカルシウムは貯蔵されていますが
1%のカルシウムは血液の中にあり
筋肉を動かしたり、脳や神経の情報の伝達を助けたりして
わずか1%ですが大切な役割を担っています。

なので、血液中のカルシウムが不足すると
骨から血液にカルシウムを溶かす必要もあるわけです。


唐突ですが
みなさんに質問!

骨折しやすい骨ってどんな骨でしょうか?



・スカスカ
・もろい
ってイメージですよね。

っということは骨折しにくい骨は
・ぎっしり
・強い
ですよね。

つまり、骨の強さは
骨の密度骨の質できまります。


ではどうすれば骨折しにくい骨にできるのでしょうか?
基本的には3つ
・食事療法
・運動療法
・薬物療法
になります。

〇食事療法
以下の成分の摂取を心がけましょう。
ただし、摂りすぎもよくないので注意してください。

カルシウム...骨の成分。1日800~1000mgの摂取推奨。

ビタミンD...腸管からのカルシウムの吸収を増加させます。1日10~20μgの摂取推奨。
       また日光を浴びることで皮膚表面で作ることができるので
       1日15分ほどの日光浴もお勧め。       

ビタミンK・ビタミンB類...骨を作るのを助けたり、骨を維持するのに大事な成分。

〇運動療法
骨は力がかかると、より強い骨にしようを働きます。
宇宙飛行士が地球に帰ってきた時に、骨量が減少するのはこのためです。

つまり、骨を強くしようとすれば重量挙げのような負荷の大きな運動が有効です。
ただし、高齢者や、骨量が低下した人が急にそんな運動をすると
むしろ骨折してしまうので注意してください。

お勧めの運動としては
壁や机に手を添えての、片足立ちやスクワットをするなどがあります。
またウォーキングもお勧めです。

ウォーキングのポイント
・前方を見て
・踵からついて
・なるべく歩幅を大きく
・しっかり手を振って
最初は30分ぐらいを目処に、だらだらではなくしっかり手を振って。
慣れてきたら、徐々に距離と時間を増やしてみてください。

〇薬物療法
骨の破壊を防ぐ薬や、カルシウムの吸収をよくしたりする薬があります。

すいません。かなり長く、難しくなりそうなので。
ここは少し省略します。
いつもの薬剤師さんに聞いてみてください。


随分長くなってしまったので
今回はこれぐらいにしておきます。


そうだ!!

11月4日火曜日       14:00~17:00
11月5日水曜日 10:30~13:00 14:00~17:00
11月6日木曜日 10:30~13:00 14:00~17:00

健康測定会実施します。
測定機械
・血管年齢測定
・骨密度測定

参加料 無料

気になる方はぜひ。
お待ちしてます。

2014/10/20(月) 08:14