日数制限
おはようございます。
まだ、天気安定しませんね。
今年の夏はどうしてしまったのでしょうか。
湿度が多いと薬も湿気でダメになってしまうこともあります。
乾燥剤などを用いて、湿度の管理をすることをお勧めします。
※くれぐれも乾燥剤を飲まないように。
さて、今回は『日数制限』
皆さんは薬をもらう時は、何日分もらいますか?
病院の医師と相談して、次の診察日を決めて
それに合わせて薬、何日もらうかを決めているはずです。
その日数には制限はないんでしょうか?
答えは...
あるんです!!
投与日数に制限のある薬
・新医薬品
・医療用麻薬
・向精神薬
が主に挙げられます。
ちなみに
・新医薬品...新しく発売された薬、販売開始後1年間は14日間制限となっている。
・医療用麻薬...優れた鎮痛、鎮静効果がある。そのため、痛みの管理などにおいて必要不
可欠。
ただ、不適切な使用により、依存性などがでてしまうことから、きちんと管理す
るという
目的で、14日分、30日分と制限が設けられている。
・向精神薬...神経に働きかけ、精神機能に働きかける薬の総称。
睡眠薬などもこれに含まれる。
麻薬と同じく、不適切な使用により、依存性などがでてしまうことから
きちんと管理するという目的で、14日、30日、90日という制限が設けられてい
る。
※例外1
特殊な事情があれば、14日を限度とされている薬でも30日分までは日数の延長が認められている。
特殊事情:海外渡航、年末・年始、ゴールデンウィークのみ
※例外2
船員保険法、長期航海に出る場合は必要最小限の範囲において1回180回分までの延長が認められています。
また、これ以外の薬についても
効果が得られなかった場合の日数制限がついている薬もあります。
一部の胃薬などがこれにあたります。
もちろん、効果を判断するのは医師なのであまり気にすることはないでしょう。
あ!!
これは何回も言っていますが
処方箋の期限は発行日を含めて4日間になっています。
気をつけてください。
今回は『日数制限』についての話でした。
気になることがあれば、いつもの薬剤師さんに聞いてみてください。
2014/08/25(月) 08:08