副作用
ますます寒くなってきてますね。
昨日は長男が風邪でダウン。
今日は元気にサンタさんに会いに行く!と幼稚園に行っていました。
(1日で治る子供の元気さがうらやましい)
が、この時期は家族全員、体調崩しやすい時期なので
ほんと大変です。
みなさんも、しっかり睡眠、栄養をつけて体調崩さないように。
さて、今回は「副作用」について
①「副作用」とは?
副作用...本来目的としない効果・作用のこと
②「副作用」はなぜ起こるのか?
薬は本来、必要な場所にだけ効くことが理想ですが
以前にお話したように、薬は血液に入り、全身にいきわたるため
必要でないところにも働きかけてしまい、結果思わぬ副作用が起きてしまうことがあります。
つまり副作用が絶対にない!という薬は残念ながらないのです。
③「副作用」はどんな人に起こりやすい?
副作用は必ず起きるものではありません。
また副作用の症状の出方は人それぞれです。
患者さん個人の体の状態や体質、副作用の起こりやすさにも関係することもあります。
薬を代謝する肝臓や薬を排泄してくれる腎臓が弱っている人は
体に薬が残ってしまいやすくなり、薬の効きすぎによる副作用が出やすくなってしまいます。
なので
・肝臓・腎臓に病気がある人
・お年寄り(年齢とともに肝臓・腎臓が弱ってくるので)
・何種類も薬を飲んでる人(飲み合わせによって、薬の効果が出すぎることがあるので)
は薬を飲むうえで注意が必要になってきます。
④「副作用」を防ぐには?
副作用には、風邪薬を飲んで眠くなるといった軽い症状もあれば
生死にかかわる大変な症状もあります。
薬をやめれば治るものもありますが
薬を替えたり、副作用を抑える薬を使って対処したりすることもできます。
薬の副作用は、前兆として軽い症状が現れることが多いので
何かおかしいかも?と感じたら医師や薬剤師に相談することが大事です。
副作用を心配し必要な薬を飲まないと
病気を悪化させたり、治療が長引く原因になりかねません。
副作用も前もって知っていれば
対処できる副作用もたくさんあります。
薬は用法、用量をしっかり守って飲んでください。
今回は珍しく薬剤師っぽかったですかね?(笑)
読んでくださった方、ありがとうございました。