OTC薬
今日もどんよりしてますね...
月曜日はもう少しカラッと晴れて欲しいものですが
天気に小言を言ってもしょうがないですね(笑)
今日は暑くなくて良かった。
さて今回は『OTC薬』
一般用医薬品とも言われています。
病院でももらう処方せんの薬は医療用医薬品
処方せん無しで、みなさんが自由に購入することができるのがOTC薬品にあたります。
OTC薬はその効果と副作用の度合いによって
2009年6月から分類され
第一類、第二類、第三類と3つに分かれています。
この分類によって例えば
情報提供と専門家の違い
第一類;薬剤師が文書での情報提供は義務
第二類:薬剤師または登録販売者が情報提供は努力義務
第三類:薬剤師または登録販売者が情報提供は不要
などの違いがあります。
第一類のほうが分類上は上になり、効果も高い分、副作用などのリスクも高くなります。
もし、店頭で購入する機会があれば箱の表示を確かめてみてください。
今はほとんど全てのOTC薬に分類が書かれています。
ところでスイッチOTCってニュースで聞いたことありますか?
スイッチOTCとは
医療用医薬品の有効成分の中で比較的副作用が少なく安全性も高いということで
一般用医薬品に配合が許可され、医師の処方せんなしに薬局で購入できるように
スイッチ(転用)された医薬品。
もともとは医療用医薬品であるため、薬の効き目は他の一般用医薬品に比べて強く
薬剤師による販売時の服薬指導が重要となっています。
例であげると『ガスター10』や最近では『ロキソニンS』などです。
OTC薬のインターネット販売も承認される方向で進んでいます。
スイッチOTC薬のような少し効き目の強い薬もあるので
自由に買えてしまうOTC薬、薬に対する心配や不安は
薬剤師・登録販売者に相談していただいて
用法、用量をしっかり守って安心して薬を飲んでいただきたいと願っています。