存在意義
みなさん、こんにちは。
さて今回のテーマは「存在意義」
僕もだてに8年間薬剤師してないので
ひいきにしてくれる患者さん。
僕が良いと言ってくれる大切な患者さんが何人かいます。
数年前に、調剤薬局の薬剤師って
結局『薬を渡すだけ?』
ということを考えたことがあります。
ここ数年、長期の処方箋。
56日、84日分などといった処方箋が増えている関係で
1つ1つの処方の薬を備えたり、1回分ずつパックしたりするのに
時間がかかってしまい、患者さんを非常に待たせる状態が多くなっています。
僕ら薬剤師も1分1秒でも早く渡してあげたい。
そして薬のこともいろいろ確認しながら患者さんとゆっくりお話したい。
でもまだほかにも待っている人がまだ何人もいる。
僕にはただひたすらに一生懸命仕事するしかなかった。
そんな時、僕に握手をもとめてくる患者さんがいました。
最初はなんでなんだろう?と不思議だったので
いつの日か直接聞いてみたら
「あなたと握手すると力がもらえるから」
と。
僕はほんとにうれしかった。
なんだか自分の存在を認めてくれた気がして...
それ以来、毎回握手をしています。
でもほんとうはこちらが力をもらっているのに。
今回も読んでいただいてありがとうございました。
2013/03/04(月) 09:25