harimoto's blog

2014年5月

出会い

出会いって、素敵だと思いませんか?

私は、育星会に中途採用で入り、かれこれ11年が過ぎました。

その昔、私は、銀行で営業職(取引先のお家や会社へ出向き、金融商品の営業をする仕事)をしていました。その頃は、毎日、新規先営業も含め、50件ほど訪問していました。

新規銀行口座の開設や預金のお願い、住宅ローンや資金融資のご相談、ときには、相続のご相談をいただくこともありました。

毎日50件訪問を継続することで、ものすごい数の人との出会いがあり、その方々に支えられ、教えられ、今の自分があると思っています。

育星会は、銀行員時代の取引先の一社でした。

銀行員時代には、まさか取引先の会社で、こうして11年も仕事をする事になるとは、思ってもいませんでした。

そして育星会での11年の間には、経理課、推進課、開発課、他にも新店舗の立ち上げや在宅関係の仕事など、ほとんどすべての仕事を経験させていただき、現在、企画課で仕事をしています。

配属される課が違えば、出会う人の層も変わります。

店舗で働いているときは、患者さんとの出会い、開発課で働いているときは、ドクターとの出会い、店舗を立ち上げるとなれば、建築関係の方や機器関係の方々との出会い...といったぐあいに、本当に様々な人と出会うことができました。

年数を重ねると、多くの同僚との出会いもあります。

今、45歳を過ぎて振り返ったときに、この人との出会いによって、仕事においても私生活においても、どんなに自分が助けられてきたかを実感しています。

最近、上司や仲間と食事に行ったり、コミュニケーションを取る事を面倒ぐさがる人が多いと聞きます。確かに、自分の時間を自分の好きな事だけに使うことができれば、ストレスもないでしょうし、楽しいと思います。

私も若いときは、「さ!飲みに行くぞ!」と誘われると、嫌なときもありました。

どこからか「うそでしょ!!」という声が聞こえてきそうですが(^_^;)

でも、本当です。今でも、今日はできればまっすぐ家に帰ってゆっくり休みたいな...と思いながら、勉強会や研究会に参加することも多々あります。

でも、行ってみると、新たな出会いがあり、それが仕事に繋がることもたくさんあります。短い時間の中で出会った方々に、その後、大きく助けられたことも幾度となくあります。

若い人も、若くない人も、目の前の仕事が忙しく、「出会い」のチャンスから逃げている人はいませんか?

人生半分を折り返した先輩として言いたいのは、今の仕事も生活も大切にしながら、ほんの少し、自分と価値観の違う人や普段接することのない人との出会いを意識して作って欲しいということです。

そうすることで、視野が広がり、自分のものさしが変わってきます。

視野が広がり、ものさしがかわれば、小さなことで悩まなくなるし、自分と意見が違うことがあっても、そういう考え方もあるのか!と受け入れることができる心のゆとりができます。

悩んだときにも、誰かに相談することで、解決の糸口が見つかったり、聞いてもらえただけで、胸のつかえが取れたり...。

そんな信頼し合える仲間が身近にいてると心強いと思いませんか?

播本さんは、強いですね!流れてる血の色は、みどり色ですか!悩みとかありますぅ?なんてことを言われる事が多いんですが、私がそう見えるのは、今まで出会った方々に守られているからかもしれません。自分には、何かあったら話をきいてくれる人が、一緒に泣いてくれる友達が、私が悪くても味方になってくれる家族がいる。

こんな風に思えるのは、素敵な出会いにたくさん出会えたからだと思います。

さて、皆さんも今まで、誘ったことのない同僚や上司を誘って、飲ミュニケーション!なんていかがですか?

きっとそこには、新しい発見があるはずです。

 

 

 

2014/05/31(土) 13:12