harimoto's blog

2010年10月

恒例の仕事の哲学!

こんにちわ!

今日は、久々に恒例の「仕事の哲学」をご紹介したいと思います。

 

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 哲学その【10】 変化を恐れるとピンチに見舞われる 
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多くの企業が、
リーマンショック後の世界不況を業績不振の原因としてあげる傾向がありますが、
はたして単なる景気循環の影響が日本企業の低迷の原因でしょうか?

中国、インド、韓国の企業が世界に進出してシェアを奪っている中で、
日本企業は精彩を欠いています。

国内の世論に関しても、
かつての「世界2位の経済大国」といった過去の栄光にしがみついて、
政治、経済、教育などの分野で大きく凋落している現状に
目を背けているように感じてなりません。

私の実感では、そこそこの幸せで満足して、
「変化を拒んでいるうちに凋落が始まっている」。
これが日本の現状ではないでしょうか。

そもそも生物は、ダーウィンの進化論が示すように、
環境の変化に適応できたものだけが、生き残ってきました。
変化に対応できなければ恐竜のように絶滅の危機に晒されるのです。

ところが、どうやら変化に直面しても「変わりたくない」というのが
人間の性(さが)のようです。

"そもそも時代の変化を見つめようとしない。"
"自分には関係のないことのように捉えて安穏とする。"
"気づいたときには、大きなピンチに追い込まれている。"

このようなことがビジネスの世界でも起こりつつあるのではないでしょうか。

日本が直面している環境変化には、国内人口の減少、超高齢化社会の到来、
デフレ、年金不安、地方の過疎化、教育崩壊、
アジア諸国の台頭など数え上げればキリがありません。

働く個人にとっても、
終身雇用の崩壊、合併や倒産、年収の減少、そして英語・・。
迎え撃つべき様々な環境変化が身近に迫っています。
変化を恐れることなく、対応できたものだけが繁栄を謳歌する。
このことを肝に銘じて、
経営者としては社員に対して常に「変化」を要求し続ける必要性があると思います。

 

以上、いかがでしたでしょうか?

厳しい話かもしれませんが、これが現実だと思います。

誰しもが、どこか気持ちの中で、仕事も、それに対する対価も普遍的なものだと思っている...いや、思いたいのではないでしょうか。

ただ、現実を直視し悲観的になれ、という話ではありません。

起こってる変化を嫌なものとして捉えるのではなく、チャンスとして捉えられる者は、どんな状況下であっても、変化を楽しみ、仕事を楽しめるのだと思います。

出来れば、そんな風に仕事が出来るといいですよね(*^_^*)



 

2010/10/20(水) 10:12