hara's blog

12月、ここからはじめよう!

こんにちは!
とうとう師走・・・いや~早いものですね!!
そりゃ年取るよね~(って去年もいったような^^;))
今年は推進課が大きく体制を変えた年でもあったので、ひたすらダッシュして来ましたが、先日、自分の仕事スタイルを振り返させてくれることがありました。

それはいつもお世話になっている企業のひとつの㈱リンクアンドモチベーションさんが開催した研修に参加したことでした。
その日の研修は2部構成になっており、第1部は外部講師を招いての講演。第2部はリンクアンドモチベーションさんの代表、テレビでもおなじみの小笹氏の講 演でした。

第1部で講義をされた外部講師というのが、スーパーマーケットサタケや業務スーパーを展開されている佐竹食品・㈱U&Sの代表取締役社長 梅原氏でした。
私と同世代の梅原氏は現在34歳。元気でパワフルな社長さんのお話に講演が始まってすぐ、私はその話にのめり込んでいきました。
約1時間ほどの講演の中で、非常に印象に残ったことは梅原氏がスーパーマーケットを展開していく中での信念としている「日本一楽しいスーパーを作る!!」 という言葉です。主婦が生涯で最も買い物に行くところ、それがスーパーマーケットだそうです。それにも関わらず、買い物に来る主婦の皆さんは夕食の食材選 びに、眉間にしわをよせて難しそうな顔をして、買い物をしてると言うのです。
それを見た梅原氏は主婦の皆さんにちょっとでも、楽しく買い物をして欲しいと、いろいろなイベントを開催しているそうです。
例えばさんまを「10円」で売るイベントを開催。しかし、その時のチラシには隅の方に小さく記載するだけ、店頭でも小さなポップで「10円」と書くだけだ そうです。しかもそのさんまは安いものではなく、飛び切り高い、いいさんまを仕入れて来いと担当者に指示するそうです。
何も知らずにやってきた主婦はその「10円」のポップに必ずドリフのカトちゃんのように2度見をするらしく、その姿をみて梅原氏は「よっしゃ勝った!」と ガッツポーズをするそうです・・・・(笑)
このイベントの話をされた後、最後に梅原氏はこのように言いました。

「スーパーに来て主婦自身が10円のさんまに驚くだけではなく、いいさんまを仕入れていますから、このさんまを家に帰って食卓に出しながら、旦那さ んに『このさんまおいしいやろ?!いくらやったと思う?!』って絶対言いますって!帰ってからも楽しんでもらうことをいろいろ考えてるんですよ。お客さん を楽しませるためやったら、従業員には何をしてもいいって言ってますからね。」

この言葉を聞いて「はっ」となりました。自分自身がこの1年間走って来たことに反省することはあっても後悔することはないと思っていました。
しかし、一番大切な部分・・・患者さんには少しでも元気になってもらう、推進課スタッフには楽しんで仕事をしてもらうという自分自身根底にあるものを、走 りすぎてしっかり見直してきていなかったのではないかと感じました。

最近、研修することが多くなったので、久しぶりに研修を受ける側になり、自分の仕事スタイルを見直すよいきっかけになったこと、しかもこの年末にそ ういったことが出来て本当に良かったと感じました。
この研修がなかったら、ずーっと突っ走ってしまって、気が付けば大切なものを置き去りにしてしまってたかもしれないと・・・。

今回、お話を聞いた梅原氏の講演をきっかけに、この1年をしっかり振り返り、2010年新たな年を迎えたいと思います。
そして、梅原氏に負けないような日本一元気になる薬局を目指してこれからもがんばりたいと思います。

2009/12/04(金) 11:00