親孝行してますか?
こんにちは!
秋深まる中、みなさんお元気でしょうか?
相変わらずインフルエンザは衰えをしらず、小学校では学級閉鎖が相次いでいるようですね。
日米のプロ野球もシーズンを終え、日本は巨人・米国はヤンキースの優勝で幕を閉じました。
実は・・・大きな声では言えませんが、私の父親は根っからの巨人ファン。その昔、王・長嶋の黄金コンビが活躍した時代に少年期を過ごしたようで、そこから
大の巨人ファンになったのです。
その影響を大いに受けた、私や兄も巨人ファンになりました。
ちゃきちゃきの大阪の地で、巨人ファンだということを声に出して言おうとすると、たまに身の危険を感じることもなきにしもあらずです(-_-;)
思えば・・・もちろん父親は巨人ファンという前に、大の野球好きです。そのせいか私の3つ上の兄には将来、野球選手になってほしかったようです。
父親は無口な人ですので、口にこそ出しませんでしたが、兄妹には小さい頃から巨人のTシャツを着せ、兄が小学生になればリトルリーグに入れ、熱心に兄に指
導していたことを思い出します。
兄は体格もよかったので、すごい期待しているんだな~と子供ながらに感じ取っていました。
しかし!父親の気持ちとは裏腹に、兄はあまり運動が得意ではなかったようで中学に上がると同時に文系グラブに入ってしまったのです。
変わりにせめて私に・・と思ったらしく、広告を丸めビニールテープで止めたボールをつくり、プラスチックバッドでバッティング練習をさせました。
そこには中学に入ったらソフトボール部に入ってほしい!という思いがあったようです。
しかし!私も父の気持ちも知らず、小6の頃にバレーボールの魅力に取り付かれ、中学では迷わずバレーボール部に入部してしまいました(。。;)
今思えば、父親は寂しかったんだろうな・・・って思います。子供の人生は子供が決めるべきであって、親の気持ちを押し付けてはいけないというふうに
思いますが、ちょっとは父親の気持ちに答えてあげてもよかったのにな・・・なんて最近思います。
それが親孝行になったとしたら、それはそれでよかったのに・・・って。
でも後悔ばかりではありません。
私は父親に教わったことで、今も遂行していることがあります。
それは・・・「どんな仕事でも続けることが大切」です。
父親は18歳で就職し、58歳で早期退職するまで、同じ職場に40年間勤めていました。
その縁があって、今も同じ会社の関連会社で第二の仕事を楽しんでいるようです。
私も育星会で勤めて15年になります。どんな仕事でも苦しいこと、しんどいことは絶対あると思います。瞬間の辛さだけをもって、逃げてしまうのは簡
単です。
しかし、「継続は力なり」ということわざがあるように、継続することで知らないうちに身につく何かがきっとあると信じています。
まだまだ父親には及びませんが、このことが、少しでも父親に対する親孝行になればと思っています。